府馬の大クスの見どころ
府馬の高台に位置する宇賀神社の境内にあります。
1926年(大正15年)に「府馬の大クス」として国の天然記念物に指定されました。
クスと思われていたが、昭和44年の調査でタブノキであることが判明しています。
タブノキは俗にイヌクスと呼ばれています。
樹高約20m、根周り約27.5m、幹周り約12m、樹齢1300年から1500年と言われるタブノキの巨樹。
木の根元には1711年(正徳元年)の銘が刻まれた石のほこらが深くくいこんでいます。
幹の太さ高さからタブノキではわが国最大と思われています。
訪れた場所
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北東側に7mほど離れたところにもタブノキがあります。
「子グス」と呼ばれ、もともとは「府馬の大クス」とつながっていました。
「府馬の大クス」の枝が垂れ下がって地面に付き、そこに根を張って成長したと言われています。
大クスと子グスをつないでいた枝は明治時代の終わりに枯れてしまいました。
つながっていた頃のようすは、1845年(弘化2年)の「下総名所図絵」に描かれています。
2001年(平成13年)に環境省のかおり風景100選に選定されました。
宇賀神社の歴史と見どころ
773年(宝亀4年)宇気母知神を勧誘したことに始まる神社です
宇賀神社の入り口。
本殿。この右手に「府馬の大クス」があります。
一帯は府馬城跡として、中世に府馬氏が砦を構えていました。
住所&地図
所在地:〒289-0411 千葉県香取市府馬2395
電話:043-223-4082
※道は細いですが、駐車場が数台分あります。