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二荒山神社別宮・本宮神社の歴史と見どころ
下野国の式内社の二荒山神社の別宮です。神橋のすぐ近くにあります。
日光山発祥の地であり、鎮座地は本社の旧鎮座地とされます。
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石鳥居
拝殿
本殿
本宮神社の概要
古代社格制度 | 式内社(名神大)…二荒山神社として |
中世社格制度 | ― |
近代社格制度 | 国幣中社…二荒山神社として |
現代の制度 | 別表神社…二荒山神社として |
創建 | 神護景雲元年(767年) |
主祭神 | 味耜高彦根命 |
備考 | 二荒山神社の別宮 |
地図
所在地: 所在地: 〒321-1431 栃木県日光市山内
四本龍寺の歴史と見どころ
二荒山神社別宮・本宮神社の裏手にあります。
本宮神社の旧別当寺であり、輪王寺の旧鎮座地とされます。
「四本龍寺(しほんりゅうじ)」は日光開山の祖・勝道上人が大谷川を渡った後に、千手観音を祀るお寺として建立しました。
勝道上人が拝んでいると四本の紫の煙が龍の形になって天に昇っていったことから「 四本龍寺 」という名前になりました。
日光の始まりの寺です。
観音堂
大同2年(807)に下野国司・橘利遠が千手観音を祀って堂を建てました。
日光山で唯一の白木造りです。
四本龍寺紫雲石
観音堂脇不動明王と護摩壇
観音堂と三重塔の間にある不動明王と護摩壇。峰修行の折最初に祈祷を奉げた所。
四本龍寺三重塔
三重塔も観音堂と同じく大同2年(807)の創建といわれます。
今の塔は源実朝の供養のために仁治2年に24世座主弁覚が 東照宮境内に建てたものといわれています。
地図
所在地: 〒321-1494 栃木県日光市 山内2300 輪王寺内
電話: 0288-54-0531
深沙王堂(じんじゃおうどう)の歴史と見どころ
神橋の伝説の神を祀るお堂です。
神橋には、勝道上人が日光山を開くとき、大谷川の急流に行く手を阻まれ、神仏に加護を求めた際に深沙王(じんじゃおう)が現れ、2匹の蛇を放ち、その背から山菅(やますげ)が生えて橋になったという伝説があります。
この時の深沙王(じんじゃおう)を祀っています。深沙王の本地(ほんじ)は毘沙門天です。
橋を渡るのをたすけたことから、「物事の橋渡し」や「恋愛の橋渡し」が連想され、縁結びの神様となっています。
また、蛇信仰から「商売繁盛」の信仰もあります。
日光の社寺
日本の世界遺産一覧
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