時代小説や歴史小説を書いている作家や歴史上の人物や出来事を舞台にしたマンガを描いている漫画家を紹介します。
このサイトで紹介している方だけになりますので、ごく一部の作家になりますが、徐々に増えていく予定です。
どういう時代小説を読もうか、歴史小説を読もうかといった際のご参考になれば幸いです。
※下記一覧は五十音順・敬称略です。
作家の一覧
あ行
- 赤瀬川隼
- あさのあつこ
- 浅田次郎
- 梓澤要
- 安住洋子
- 安部龍太郎
- 天野純希
- 荒山徹
- 泡坂妻夫
- 飯嶋和一
- 井川香四郎
- 池波正太郎
- 池宮彰一郎
- 井上靖
- 井上祐美子
- 岩井三四二
- 宇江佐真理
- 宇月原晴明
- 遠藤周作
- 逢坂剛
- 乙川優三郎
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や・ら・わ行
海外の作家
おすすめの作家
一平二太郎
時代小説及び歴史小説の中において、その知名度、人気の度合いを考え、かつ、面白さを考えると、司馬遼太郎、池波正太郎、藤沢周平の三人を外すわけにはいかないでしょう。
この三人を称して「一平二太郎」と呼ばれることがありますので、覚えておいて損はないかと(?)。
それぞれに代表作と呼ばれるものや人気シリーズがあり、これらを読み進めるのが良いと思います。
そこで、私の読んだことのある作品の中で、おすすめの代表作や人気シリーズを列挙し、かつ、それ以外のおすすめを下記します。
なお、それぞれの作家は作品数も多いため、最大10作品までの紹介とすることにします。
- 竜馬がゆく
- 坂の上の雲
- 街道をゆく
- 鬼平犯科帳(全二十四巻)
- 仕掛人・藤枝梅安(全七巻)
- 剣客商売(全十六巻+番外編二つ)
- 真田太平記
- 蝶の戦記
- 剣の天地
- 男振
- 闇の狩人
- 蝉しぐれ
- 三屋清左衛門残日録
- よろずや平四郎活人剣
- 秘太刀馬の骨
- 彫師伊之助捕物覚えシリーズ(全三巻)
- 霧の果て 神谷玄次郎捕物控
- 橋ものがたり
- 風の果て
- 用心棒日月抄シリーズ(全四巻)
- 獄医立花登手控えシリーズ(全四巻)
大御所
一平二太郎以外の大御所も押さえてみるのもいいかもしれません。
入手しやすい作家を掲載してみます。順不同です。
時代小説ということであれば、この二人を外すわけにはいきません。
- 岡本綺堂…「半七捕物帳」などがあります。時代小説はこの作品から始まったといわれるくらいの古典です。
- 野村胡堂…銭形平次捕物控などがあります。
一平二太郎以降の作家
一平二太郎以降の作家ということで列挙してみます。それなりの作品数(三十冊以上を目安)があり、かつ、外れの度合いが少ないと思われる作家を選んでいます。順不同です。
- 佐伯泰英…平成を代表する時代小説作家です。
- 北方謙三…三国志、水滸伝などがあります。
- 風野真知雄…耳袋秘帖シリーズ、大江戸定年組シリーズなどがあります。
- 宇江佐真理…髪結い伊三次捕物余話シリーズなどがあります。文章の上手さに定評ありです。
時代小説を読んでいての一つの楽しみは、その時代背景を読んでいて知ることができるというものがあると思います。
時代考証を小説の中に溶け込ませているということなのですが、これに秀でている作家を紹介します。
- 佐藤雅美…居眠り紋蔵シリーズなどがあり、歴史経済小説でも知られています。
- 東郷隆…狙うて候などがあります。
現役の歴史小説・時代小説作家の中で巨人と呼ばれるのは誰か?
歴史小説・時代小説作家の中で「巨人」というと、司馬遼太郎氏を思い浮かべるのではないでしょうか。
他に挙げていくとすると、吉川英治氏、山岡荘八氏、山本周五郎氏、池波正太郎氏、藤沢周平氏、海音寺潮五郎氏…と多くの巨人たちがいます。
では、現役の作家の中で「巨人」と呼ばれる人がいるとしたら、それは誰でしょうか?
私は次の三氏を挙げておきたいと思います。
最後の飯嶋和一氏を知っている人は少ないと思います。作品数が少ないというのも知名度が低い要因になっていると思います。ですが、凄い作家です。
他にも素晴らしい作家は多くいらっしゃいますので、これはあくまでも私の中での「巨人」です。
それに「巨人」であるかどうかは、作家が死んでからの評価をまたねばならず、上記に挙げた作家の著作をまだまだ読みたい私としては、長く活躍してもらいたいと思っています。