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藤沢周平「暗殺の年輪」の感想とあらすじは?
池波正太郎「鬼平犯科帳第22巻 特別長編 迷路」の感想とあらすじは?
個人的に、鬼平シリーズの中で、本書が最も長谷川平蔵が格好良く書かれている作品だと思う。特に最後の場面は、思わず"目頭が熱く"なってしまった。
池波正太郎「鬼平犯科帳第17巻 特別長編 鬼火」の感想とあらすじは?
事の始まりは偶然のようなものである。たまたま平蔵が立ち寄った権兵衛酒屋で曲者を見たために、この事件に平蔵ら火盗改方が関わることになるのだから。単純に見えた事件がやがて膨らんでいき、思っても見ないような事件へと発展する。
池波正太郎「鬼平犯科帳 第16巻」の感想とあらすじは?
新婚の木村忠吾ののろけ振りが微笑ましい作品。例えば"白根の万左衛門"。新婚の木村忠吾はのろけ話をしたくてしょうがないのだが、のろけ話をし過ぎたために、のろけ話を聞かせる相手がいなくなった忠吾が、こともあろうに平蔵にのろけ始めた。
池波正太郎「鬼平犯科帳 第15巻-特別長編-雲竜剣」の感想とあらすじは?
平蔵の妻・久栄の心配りが心に染み入る一場面がある。佐嶋忠介の心には、的が絞りきれない上に、探索も遅々としているから、焦りが生まれ、疲労がたまってきていた。そこに久栄が現れて、「お茶をひとつ...」と言って去っていく。
池波正太郎「鬼平犯科帳 第9巻」の感想とあらすじは?
本書で平蔵は二回命が危険な目に遭っている。一度は〔凄い奴〕との対決。もう一度は"白い粉"の時である。それぞれに趣向は異なるのだが、久々に緊迫する場面が続くのが本書である。
池波正太郎「鬼平犯科帳 第4巻」の感想とあらすじは?
本作でまた重要な密偵が登場した。おまさと大滝の五郎蔵の二人である。これで、鬼平犯科帳の前半の重要な配役がだいぶ出そろった。おまさと平蔵の関係は、本作でも軽く触れられているが、今後もさらに多く語られることになる。
池波正太郎「鬼平犯科帳 第2巻」の感想とあらすじは?
本書、第二話「谷中・いろは茶屋」で同心の中でも憎めない登場人物の木村忠吾が初登場する。本書では二話で主要な役割を果たす。また、小房の粂八と相模の彦十は密偵として板に付き始めてきているようである。
池波正太郎「鬼平犯科帳 第1巻」の感想とあらすじは?
記念すべき「鬼平犯科帳」の第一巻である。時代は、田沼時代が過ぎ去り、松平定信が老中の時代。本書で、今後しばらくの密偵の中心となる、相模の彦十と小房の粂八が登場する。二人ともまだ本格的に密偵としての活動はしていないのだが...。
池波正太郎「乳房」の感想とあらすじは?
時代の順番からいって、「鬼平犯科帳」の一巻よりも前になる。まだ、長谷川平蔵宣以が〔火付盗賊改方〕の頭になっていない頃から話しが始まり、やがて、〔火付盗賊改方〕の頭になった後までの期間を書いている。