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池波正太郎の「闇は知っている」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

背景にあるのが、筒井藩の跡継ぎを巡るお家騒動。実は主人公の山崎小五郎もこれに関わりがあるのだが、どう関わりがあるのかは、本書の最後で語られているので、是非確かめられたい。
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エリス・ピーターズの「修道士カドフェル第19巻 聖なる泥棒」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント1144年8月酷暑の夏だった。エセックス伯ジェフロワ・ド・マンデヴィルは暑さのために兜を脱ぎ、鎖帷子も脱ぎ捨てていた。だが、これが仇となる。彼の頭に弓があたり、傷はたいしたことはなかったものの、感染症にかかりついに帰らぬ...
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エリス・ピーターズの「修道士カドフェル第18巻 デーン人の夏」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントスティーブン王と女帝モードの王位を争う情況は解決の兆しがない。スティーブン王は南部一帯と東部の大半を支配し、女帝モードは南西部に身を落ち着かせている。この所は静けさを取り戻している。さて、今回の重要な登場人物として、マー...
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エリス・ピーターズの「修道士カドフェル第17巻 陶工の畑」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント今回の事件は二転三転する。当初死体の女と目された女は証言により死体であることが否定され、次に目された女も同様に否定された。では、一体死体は誰なのか?そして、なぜ正式な葬儀をされないで埋められたのか?やはり、これは殺しなの...
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乙川優三郎「武家用心集」の感想とあらすじは?

淡々とした情景描写と、静謐なたたずまいを感じさせる文章と構成。秀逸の短編集だと思う。「しずれの音」は老母の介護を巡る兄妹の問題を描いている。最後の数ページは、感動的である。本当に涙が出そうになるシーンである。
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池波正太郎の「剣客商売 庖丁ごよみ」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント「剣客商売」で登場する料理を料理人・近藤文夫が再現した一冊。季節ごとにわけて一食分ずつ掲載されており、全面オールカラーなため、見るからにおいしそうで食欲がそそられることは間違いない。簡単なレシピも載っているので、挑戦して...
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池波正太郎の「江戸切絵図散歩」の感想と内容は?

池波正太郎の小説でよく登場する場所を作者の思い出を交えながら紹介している。カラーの切絵図が数多く載っており、それらと見比べながら読み進めると楽しい一冊である。
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乙川優三郎の「冬の標」を読んだ感想とあらすじ

幕末の時代を生きた閨秀画家・明世の人生を描いた作品。仕来りにめげず、画と向き合う明世の姿が清々しく描かれている。
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逢坂剛の「重蔵始末 第2巻 じぶくり伝兵衛」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント題名のじぶくり伝兵衛。「じぶくる」とは、下世話に屁理屈をこねたり、ぐずぐず文句を言ったりすることを指すらしい。最初の「吉岡佐市の面目」で登場する<葵小僧>は本役の長谷川平蔵組が捕えることになる。気になるのは長谷川平蔵を主...
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逢坂剛の「重蔵始末 第1巻」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント近藤重蔵。幼時から神童と呼ばれ、後年蝦夷地の探検で名を知られる実在の人物を主人公としている。身の丈六尺近く、御先手与力の中でも際だって体の大きな男。年が明けて二十一という若さである。重蔵は脇差し、十手のかわりに赤い鞭を持...
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池波正太郎の「梅安料理ごよみ」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント梅安は大根が好物。彦次郎は豆腐が好物。小説を読んでいると、大根と豆腐が頻繁に出てくる。さて、本書は最初に池波正太郎による梅安の世界を簡単に述べた章があり、その後に佐藤隆介・筒井ガンコ堂による「仕掛人・藤枝梅安」に登場する...
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井上靖の「歴史小説の周囲」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントあとがきに書かれていますが、井上靖の書いた歴史小説に関連して書かれたエッセーをまとめたものです。取材旅行の紀行もあれば、資料に関するノートのようなものまで多種多様なテーマで書かれています。内容「唐大和上東征伝」の文章「天...
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井上靖「おろしや国酔夢譚」の感想とあらすじは?(映画の原作です)

覚書/感想/コメント「序章」で大黒屋光太夫ら伊勢漂民以外のロシアに漂着した漂民を簡単に書いています。それらの漂民は日本に帰ることはかないませんでした。ですが、この小説の主人公大黒屋光太夫は日本に帰ることを得たのです。帰ることを得たのですが、...
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井上靖の「額田女王」を読んだ感想とあらすじ

大化の改新後から壬申の乱までの、古代日本を描いている。額田女王が重要な人物として取り上げられているが、話の多くは中大兄皇子、中臣鎌足、大海人皇子ら当時の政府の様子が描かれる歴史小説である。

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井上靖の「後白河院」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

源頼朝をして「日本国第一の大天狗」と言わしめた後白河法皇。公家が支配する時代から武家が支配する時代の変革期にあって、権謀術数の限りを尽くした政治家であった。
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井上靖「天平の甍」のあらすじと感想は?

奈良時代、海外に留学することは、まさに命がけでした。国としての日本が払ってきた犠牲は、国を担うはずの優秀な留学生の命と留学僧の頭脳であり、船を操っていた船員達の命でした。本作品の主人公・普照と同僚の栄叡が成し遂げた偉業は、歴史に名を残すにふさわしいものです。
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井上靖の「風濤」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント二度にわたる元寇を元の側から、特に高麗を舞台として描かれています。元寇の行われる前の高麗は、蒙古軍により国土が壊滅的な打撃を受けており、蒙古からの要求をいかにして反らそうかという高麗政府の苦心が伺えます。高麗政府は混乱の...
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井上靖「蒼き狼」の感想とあらすじは?

小説の読みどころの一つは、鉄木真(テムジン)が自身の出生の秘密に悩み、それを自身が蒼き狼たることを証明することによって払拭しようとする点です。そして同じ様な悩みを抱えているはずの長子・ジュチに対しても同様に狼たらんことを求める点であると思います。
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井上靖の「楼蘭」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント西域ものが中心となっている短編集です。「楼蘭」は1900年にスウェーデンの冒険家スウェン・ヘディンの「さまよえる湖」からヒントを得た題材です。楼蘭はスウェン・ヘディンによって発見された都市です。ですが、楼蘭が楼蘭として確...
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井上靖の「敦煌」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

敦煌が脚光を浴びるのは、20世紀になってからである。特に注目を浴びたのは、敦煌の石窟から発見された仏典である。全部で4万点。