記事内に広告が含まれています。

作家あ行

作家あ行

池波正太郎「剣法一羽流」の感想とあらすじは?

この短編集が書かれたのは池波正太郎が直木三十五賞を受賞したすぐ後くらいです。「冬の青空」「小泉忠男の手」「土俵の人」の三作は昭和の時代を舞台にしたもので、池波正太郎の作品の中では数少ない現代の市井を描いた作品です。「闇討ち十五郎」では小杉十...
作家あ行

池波正太郎「若き獅子」の感想とあらすじは?

平均すると短編あたり三〇頁を下回る極めて短い短編集です。そのため、内容の紹介はかなり割愛させて頂きました。池波正太郎の作品群の中では数少ない(それなりには書いているのですが)歴史上の人物を扱った作品集。どちらかといえば、小説というよりは、エ...
お気に入り

池波正太郎「殺しの掟」の感想とあらすじは?

本作で注目なのは、『仕掛人・藤枝梅安』でお馴染みの音羽の半右衛門の過去が分かる点であろう。"強請"で、どのように香具師の元締となったかが書かれている。
作家あ行

池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第7巻 梅安冬時雨」の感想とあらすじは?

池波正太郎の逝去に伴い、未完となってしまいました。ちょうど、佳境に入ったところでの絶筆のため、非常に残念です。この作品で、「剣客商売」の秋山小兵衛の名が登場します。本人が登場するわけではないのですが、浅井新之助を評するために、小兵衛を登場さ...
作家あ行

池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第6巻 梅安影法師」の感想とあらすじは?

前作がクライマックスとすると、本作はその余韻を引く作品となります。梅安を付け狙う仕掛人たちと梅安たちの息詰まる攻防。どちらに軍配が挙がるのかが本書の見所です。なお、本書の題名「梅安影法師」は最後まで読めばなるほどと納得のいく題名です。内容/...
お気に入り

池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第5巻 梅安乱れ雲」の感想とあらすじは?

シリーズ第五弾です。白子屋菊右衛門と梅安の対決がいよいよ佳境へと向かいます。梅安シリーズの中においてクライマックスの一つとなる作品です。小杉十五郎と出会ってから、白子屋菊右衛門との確執が始まり、そして本作へとつながります。白子屋菊右衛門と梅...
お気に入り

池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第4巻 梅安針供養」の感想とあらすじは?

シリーズ四弾目で初の長編です。本作で、小杉十五郎を巡る、梅安と白子屋菊右衛門の対立が決定的となります。シリーズ中、緊張感とスピード感が最も感じられる一作が本作でしょう。本作を一つの山場に迎え、シリーズ後半へと怒濤のように流れていくのです。内...
作家あ行

池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第3巻 梅安最合傘」の感想とあらすじは?

シリーズ第三弾です。前作で登場した小杉十五郎。本作で、その小杉十五郎が大坂の香具師の元締・白子屋菊右衛門と抜き差しならぬ関係になります。小杉十五郎が仕掛人の道へ一歩踏み入れてしまうのです。なんとか、今までのように剣客の道を歩んでもらいたい梅...
お気に入り

池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第2巻 梅安蟻地獄」の感想とあらすじは?

シリーズ第二弾です。本作で、梅安と彦次郎と並ぶもう1人の重要な人物・小杉十五郎が登場します。最初の出会い方が強烈です。梅安は間違われて小杉十五郎に襲われそうになるのです。たまったものではありません。しかし、その後、小杉十五郎と梅安・彦次郎の...
作家あ行

池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第1巻 殺しの四人」の感想とあらすじは?

仕掛人シリーズの第一弾です。藤枝梅安と彦次郎の二入の過去が随所に散りばめられ、二人の背景となる事柄がこの一冊でおよそ分かります。また、仕掛人の世界に独特の言葉も解説されており、今後のシリーズを読む際の助けになります。今後このシリーズの脇を固...
お気に入り

池波正太郎「男振」の感想とあらすじは?

池波正太郎が考える「男振」とは、堀源太郎のような生き方にあるのだろう。堀源太郎の生き方の清々しく、読後感が爽やかな傑作である。あとがきで池波正太郎が二人のモデルがいることを明かしている。
お気に入り

池波正太郎「闇の狩人」の感想とあらすじは?

仕掛人の世界と盗賊の世界。本書はある意味「鬼平犯科帳」の盗賊の世界と「仕掛人・藤枝梅安」の香具師の世界を同時に楽しめる、かなりおいしい作品である。

お気に入り

池波正太郎「剣の天地」の感想とあらすじは?

一城の主でありながら兵法を極めた武人でもあった伊勢守。一城の主としては、北条氏康とも戦い、武田信玄とも戦っている。このあたりの活躍は上州一本槍と呼ばれるほどの活躍をみせ、本書の見せ場の一つでもある。もう一つの見せ場は、剣豪としての見せ場であろう。物語の早い段階で、最後まで因縁のある十河九郎兵衛高種を登場させている。
作家あ行

石川英輔「大江戸えころじー事情」の感想は?

人間は、物がなければないなりに知恵を働かせて暮らすことができるんだなぁということを実感させてくれます。石油エネルギーを主体として、様々な物質的恩恵を受けている現代と異なって、石油エネルギーがなかった江戸時代は、太陽エネルギーを主体とした生活...
作家あ行

小川恭一「江戸の旗本事典」の感想は?

面白いという理由での評価ではありません。とにかく、凄い本です。時代小説ファンなら、持っておきましょう。皆さんは旗本と御家人の区別がつきますか?家禄の違いで、例えば二百俵以上であれば旗本で、それ未満なら御家人と思っている人、本書を読んでくださ...
お気に入り

エリス・ピーターズ「修道士カドフェル第11巻 秘跡」の感想とあらすじは?

行方不明になってしまった修道女になっているはずのジュリアン・クルース。彼女の失踪を巡っての物語です。どんでん返しのある展開になっていますので、どのように展開するかは本書を読んで確認してください。カドフェルがどの時点で真相を知ったのかも、見所...
お気に入り

エリス・ピーターズ「修道士カドフェル第10巻 憎しみの巡礼」の感想とあらすじは?

第1巻でカドフェルが登場し、事件を解決したときの「聖ウィニフレッド」が再登場します。このときの事件のあらましは、第1巻に譲りますが、その後これまで、シュルーズベリ修道院では聖ウィニフレッドのもたらす奇蹟が現れませんでした。カドフェルは真相を...
作家あ行

エリス・ピーターズ「修道士カドフェル第9巻 死者の身代金」の感想とあらすじは?

中世の時代において、戦争で捕虜になったものは、それが身分のある者である場合、身代金もしくは捕虜交換の道具として貴重でした。捕えた相手が王などであれば、莫大な身代金が手にはいるため、丁重に扱ったようです。この様な、当時の戦争時における"しきた...
お気に入り

エリス・ピーターズ「修道士カドフェル第8巻 悪魔の見習い修道士」の感想とあらすじは?

本シリーズの根底には、イングランド王位僭称者スティーブンと女帝モードの争いがあります。今回の事件は、このことが大きく係わっています。どのように本書の中で係わっているのでしょうか。本書では、かつてカドフェルの助手だったマークが久々に登場します...
作家あ行

エリス・ピーターズ「修道士カドフェル第7巻 聖域の雀」の感想とあらすじは?

前作「氷のなかの処女」から数ヶ月後を舞台にしています。シュルーズベリ大修道院周辺は、王と女帝の対決からは離れて、平穏です。今作は初めて目次らしい目次があります。目次を見れば分かりますが、時系列で1週間に起きた事件を追っています。話は結婚式と...