
風野真知雄「耳袋秘帖 第1巻 赤鬼奉行根岸肥前」の感想とあらすじは?
「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵に、桜吹雪の遠山の金さん、それに水戸黄門の助さん格さんといった家来を加え、「耳袋」の珍談・奇談をからめる。隠し味にピリリと笑いなんかも。これで面白くないはずがありません。時代小説のツボを押さえまくったキャラクター設...
各騒動は年代順というわけではない。幕末の騒動から江戸初期の騒動までが散りばめられている。あるべき史実を丹念に追っている史伝である。
第二十五回泉鏡花文学賞受賞作品。伝奇や幻想話というのは好きであるが、怪談やホラーというのは苦手である。だから積極的に読む気がしない。映画などに至っては見る気すらない。
城を巡る人物模様を記した本であり、築城史ではない。各城に関しては別題があり、それに即した内容が書かれている。近世の城で実際に戦闘を体験しているのは、大阪城、熊本城、会津若松城、五稜郭しかないが、いずれも力攻めでは落ちなかった。そういう意味で、いずれも難攻不落の名城なのだ。