
佐藤賢一の「カルチェ・ラタン」を読んだ感想とあらすじ
覚書/感想/コメントとにかく各章の題が長い。とてつもなく長い。しかも、その題がサマリーとなっている。さて、本書は全体的にパロディの色合いが強い。まず、出だしの"序"から「日本語訳の刊行に寄せて」とあり、まるで実在の海外の人間がいるかのような...
本書の主人公ベルトラン・デュ・ゲクランはイギリス軍に大幅に勝ち越している。そして、追い出すことにすら成功しているのだ。まさに軍事の天才である。
エンターテインメント性に優れかつ文学的な香りもする作品である。本書は中世フランスの裁判を扱った作品。教会が行う裁判であるため、宗教裁判といってもよいのだが、その実は離婚裁判である。
地中海の覇権争いを描いた3部作の第1作目。東ローマ帝国側からとオスマン・トルコ側からの視点を、それぞれの立場の人間を複数登場させつつ、こまめに入れ替える事で、緊迫感と臨場感がうまく演出出来ている。