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作家さ行

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澤田ふじ子の「惜別の海」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント文禄・慶長の役の無惨な姿を、石工衆を率いる地侍・大森六左衛門らの目を通し、豊臣秀吉に筆誅を加えた作品。文禄・慶長の役とは豊臣秀吉による朝鮮侵略のことである。物語は文禄の役の六年前から始まる。確かに豊臣秀吉に対しては筆誅が...
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佐伯泰英「鎌倉河岸捕物控 第12巻 冬の蜉蝣」の感想とあらすじは?

シリーズ第十二弾。豊島屋でのしほの奉公が終わろうとしています。いよいよ金座裏の嫁になるのです。ですが、今回も色んな事件が金座裏を待っていた。まず初めに。永塚小夜の息子・小太郎の実の父親が小太郎を連れ去ろうと画策します。永塚小夜が登場したのは...
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佐伯泰英の「交代寄合伊那衆異聞 第7巻 上海」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第七弾。驚くべき展開だ。題名のとおり、上海に座光寺藤之助と高島玲奈が上陸する。いつかは海外へ行くことになるのだろうと予想していたが、こんなに早く海外へ飛び立ってしまうなんて...。今回、二人には使命がある。上海で...
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佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙 第25巻 白桐ノ夢」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第二十五弾。女の子が生まれると庭や畑に桐の苗を植え、嫁に行く時の箪笥の材料としたという風習から題名を付けているようだ。となると、生まれてくるのは女の子なのだろうか?また、桐の葉は朝廷の御紋であり、神紋でもある。小...
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杉本章子の「信太郎人情始末帖 第3巻 狐釣り」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント信太郎人情始末帖シリーズ第三弾。連作短編の様な感じとなっている。それぞれの章が前の章と繋がりがある。今回はいくつかの大きな出来事があるが、ここでは二つを挙げておく。一つは、信太郎とおぬいの間に子が生まれ、信太郎の実家であ...
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鈴木英治の「手習重兵衛 第6巻 天狗変」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ最終巻。第一巻から始まったこのシリーズも本巻で完結する。そして、第一巻から始まった信州高島諏訪家三万石で起きている事件の全貌がわかる。このシリーズのおさらいをしてみよう。そもそも、重兵衛が国から追われるようにして...
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鈴木英治の「手習重兵衛 第5巻 道中霧」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第五弾。白金村に居着く決意をした興津重兵衛。家督放棄のために故郷の諏訪へと向かう事にした。今回の道中にはもう一つ目的がある。取り逃がして以来、なかなか姿を現さない遠藤恒之助をおびき出すことだ。だが、出立を前に気が...
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鈴木英治の「手習重兵衛 第4巻 刃舞」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第四弾。晴れて無実の身となった重兵衛。だが、そのために友の松山市之進が死に、弟の俊次郎が死に、朋輩の山田平之丞も死んだ。さらには国許で斎藤源右衛門も死んでいる。そのいずれにも遠藤恒之助が絡んでいる。重兵衛には遠藤...
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鈴木英治の「手習重兵衛 第3巻 暁闇」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第三弾。このシリーズはだんだんと面白くなっていく。そして、本作で多くの事がわかってくる。まずは、第一作目で重兵衛が国から追われるようにして逃げなければならなかった事件の真相がついに明かされる。事件は、信州高島諏訪...
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鈴木英治の「手習重兵衛 第2巻 梵鐘」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第二弾。本作は短編形式で、前作に登場した重要な脇役達を掘り下げ、それぞれを紹介している感じである。前作で謎となっている部分はなんの進展もしないので、謎は謎のまま次作以降へと持ち越される。だが、シリーズということで...
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鈴木英治の「手習重兵衛 第1巻 闇討ち斬」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第一弾。この「手習重兵衛」シリーズは全六巻である。一話完結というわけではないので、最初から順番に読むことをオススメする。最初ということもあって、判明する情報が少ない。主人公は興津重兵衛。六尺ほどある。信州高島諏訪...
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第8巻の感想とあらすじは?

「皇国の興廃、此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ。」海戦が始まる直前に掲げられたZ旗(ゼットき)の信号文に書かれていた文言である。
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第7巻の感想とあらすじは?

ここに至るまでの間、ロシア陸海軍のお粗末な指揮の様子というのは連綿と語られてきている。このロシア陸海軍を二人の人間によって代表させてきている。陸軍はクロパトキンであり、海軍はロジェストウェンスキーである。
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第6巻の感想とあらすじは?

「坂の上の雲」の中で唯一これまでと角度が異なるのが「大諜報」である。ロシア革命に至るまでに、その活動団体を支援しつづけた日本の明石元二郎大佐の活動を描いている。
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第5巻の感想とあらすじは?

ここでは思考の硬直性というのがいかに恐いかを知らされる。それが人命を預かる立場にあるものを襲った時の悲惨というものが、どのような結果として表現されるかをまざまざと見せつけられる。
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第4巻の感想とあらすじは?

この巻ではひたすら旅順攻略に苦しむ日本軍の姿が描かれ、司馬遼太郎氏はその苦戦の原因を一人の人物に絞って、何度も何度も口のかぎり罵倒している。
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第3巻の感想とあらすじは?

文庫第三巻。この巻で、正岡子規が死ぬ。そして、話は日露戦争へと進んでいく。この巻から先に関しては、どう読むかによってだいぶ印象が異なって来るであろう。
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第2巻の感想とあらすじは?

「坂の上の雲」という題名であるが、「あとがき」こう書かれている。『のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それをのみみつめて坂をのぼってゆくであろう。』
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司馬遼太郎「坂の上の雲」第1巻の感想とあらすじは?

『まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。』で始まる「坂の上の雲」は、日本の近代化初期の明治を舞台にしている。『この物語の主人公は、あるいはこの時代の小さな日本ということになるかもしれないが、ともかくもわれわれは三人の人物のあとを追わねばならない。』
世界史

杉山正明「モンゴル帝国の興亡」の感想は?

世界史を高校で習ったなら、その習ったことやイメージの修正を迫られる内容であろう。教科書よりも、本書の方が説得力を持つ記述が多い。十三世紀というのはモンゴルの時代であるが、そのモンゴルは短期間で消滅したというイメージがある。