丹野顕『「火附盗賊改」の正体ー幕府と盗賊の三百年戦争』の感想と要約は?
火附盗賊改といえば、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」の主人公・長谷川平蔵宣以が有名です。その火附盗賊改の役割を紹介しつつ、約50人の火附盗賊改が紹介しています。火附盗賊改は200年の間に約200人おり、再任されたのを含めれば延べ250人に近いそうです。
料理を題材にした典型的な人情ものである。登場人物の設定や話の展開などベタなのだが、それでも面白い。面白いのだが、惜しむらくはもう少し文章力が...。
第三十四回吉川英治文学賞受賞。己の生まれ育った土地、己を育ててくれた人、家族、そうしたものを守るということに異を唱えることはないだろう。それを脅かそうとする者に対して、手向かって何が悪かろう?