会津若松市の観光と一緒に、大内宿と塔のへつりの観光もおススメします。
大内宿と塔のへつりは10kmほどしか離れていませんので、同じ観光コースになります。
大内宿(1640年ごろに整備された宿場町)
この日はあまり天気は良くありませんでした。
観光地として大人気の大内宿です。
最大の魅力は、茅葺屋根の民家が、密集しており、景観に優れている点でしょう。
海外の人気の観光地も、街並みが統一されていますので、似た感じです。
この大内宿には観光地がどうあるべきかの基本の姿が残されているように思います。景観の統一性、それが人を呼び込むのではないでしょうか。
大内宿は、会津城下と下野の国(日光今市)を結ぶ32里の区間の中で会津から2番目の宿駅として1640年ごろに整備された宿場町です。
重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
南会津の山中にあり、全長約450mの往還の両側に、道に妻を向けた寄棟造の民家が建ち並ぶ。江戸時代には「半農半宿」の宿場であったが、現在でもその雰囲気をよく残し、田園の中の旧街道沿いに茅葺き民家の街割りが整然と並ぶ。
wikipedia
大内宿本陣跡には、下郷町町並み展示館がある(地図)。民宿や土産物屋、蕎麦屋などが多数立ち並ぶ。特に蕎麦に関しては、高遠そばの名で知られており、箸の代わりにネギを用いて蕎麦を食べる風習がある。
大内宿全景
雑誌などでよくみられる大内宿の全景写真です。真似て撮ってみました。
人が溜まっているので、どこでこのアングルがとれるのかはすぐにわかりました。
今度は天気のいい日に当たりますように (^_^;
地図
塔のへつり 奇岩の景勝地[国指定天然記念物の渓谷]
大内宿の近くにあるのが「塔のへつり」です。一緒に見るのがおススメです。
塔のへつりは国指定天然記念物の渓谷。大川羽鳥県立自然公園の一角。
百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返してできた風景です。
「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことだそうです。
洞窟の奥に大同2年(807)に坂上田村麻呂が創建したと伝えられる虚空像菩薩が祀られています。
内部には宝暦3年(1753)に再建されたとされる本堂が建てられています。