南湖
2014春 桜の花見に来たが
南湖の湖畔には約800本の桜並木があるということで、桜を観に見たが、少々早かったようで…。またの機会にお預け。
2012年初秋 南湖とは
日本最古の公園といわれている。
享和元年(1801)。松平定信が「大沼」と呼ばれていた湿地帯に堤を作って水を貯め、庭園の要素を取り入れた。身分の差を越え誰でも憩える「士民共楽」の理念のもと築造。1周約2km。
南湖の名は李白の詩句「南湖秋水夜無煙」という説と、白河小峰城の南に位置していたからという説があるそうだ。
湖畔には吉野桜、松、嵐山の楓などが移植され四季折々花が楽しめる。南湖の湖畔には約800本の桜並木があり、桜の名所でもある。
南湖神社境内には松平定信が南湖を築造した際に植えたとされる樹齢約200年のベニシダレザクラがある。松平定信が楽翁と言われたことから楽翁桜と呼ばれている。
秋の10月下旬から11月中旬にかけてはカエデなどの木々が色付き、紅葉狩りが楽しめる。
隣接する日本庭園、翠楽苑も人気の紅葉スポット。
大正13年に「南湖公園」として国の史跡名勝となった。
翠楽苑
住所 白河市菅生舘2
電話番号 0248-23-3015
見学時間 見学自由
(宝物館) 9時~16時
定休日 年末年始、神社祭礼休み
料金 (宝物館)大人350円・子供200円(団体割引有 30名以上)
駐車場 あり
地図
南湖神社
南湖神社は大正9年に渋沢栄一が尽力を尽くし勧請したのが始まり。
祭神は白河藩主の中でも名君と言われた松平定信公で、神社は定信が築庭し四民に開放し、日本最古の公園である「南湖」湖畔に鎮座している。
御神木が楽翁桜。樹齢200年のシダレザクラ。定信が後に名乗った楽翁が由来。
主祭神:松平定信
松平定信公銅像
さて、松平定信(まつだいら さだのぶ)。江戸時代中期の大名で幕府の老中。陸奥白河藩第3代藩主。定綱系久松松平家第9代当主。江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗の孫に当たる。「寛政の改革」で知られる。
明治記念館
明治記念館は明治16年に西白河郡役所として建てられ、南湖公園内に移築・復元された。館内はカフェ「Lamp Cafe」がある。
住所 福島県白河市五郎窪38-1
電話番号 0248-29-8170
営業時間 12:00 – 18:00
定休日 水曜日
座席数 23席
喫煙 不可
駐車場 10台