池上七福神
1981年(昭和56年)1月に始まった七福神です。
1時間~1時間30分程度
東急池上線池上駅からのスタートで考えると、ゆっくり目で2時間くらいを見ればよさそうです。
休憩場所があまりないのが玉にキズのコース。
今回のコース
厳定院 → 本成院 → 妙見堂 → 養源寺 → 馬頭観音堂 → 微妙庵 → 曹禅寺
弁財天 厳定院
本門寺からスタートするなら、ここからがおすすめです。
まずは弁財天から。
池上本門寺の総門手前に別院として鬼子母神堂が建立
大田区池上2-10-12
福禄寿 本成院
歴史あるお寺で、鎌倉時代に池上の北谷の地で日蓮聖人の直弟子・日向聖人の庵室として開創。
厳定院から本門寺の総門の方へ歩いていきます。
大田区池上1-35-3
寿老人 妙見堂
川沿いに進んで、最後は急な階段を上った先にあるお堂。
樹林に囲まれた照栄院妙見堂は小さいながら凝った造りのお堂。
元禄2年(1689)、本門寺第22世妙悟院日玄聖人の時代に、それまで鎌倉にあった「宝筺(ほうきょう)学室」をこの地に移し、「南谷檀林」という名の僧侶の学校を作りました。
大田区池上1-31-11
恵比寿 養源寺
呑川に面した道沿いにあります。
ここまでが池上地区と言っていいですが、残り二つは池上とは言えないですよねぇ…。
八代将軍徳川吉宗が鷹狩りの際に御膳所になりました。
大田区池上1-31-1
大黒天 馬頭観音堂
かなりガッカリしました。
池上本門寺からそれなりの距離を歩いて、これかぁ…。
場所もわかりにくいです。
池上警察署裏手にある細い石段を上ると、馬頭観音堂があります。
正直、お参りする気が失せるほど清潔感がありません。
ですので、写真は階段のところだけ。
ここは池上七福神から外したほうがよいと思います。
大黒天は別の寺社にお任せすればよいのでは?
…と思っていたところ、2018年12月に馬頭観音堂の老朽化により、大黒天を養源寺に仮移動することになります。
仮移動は2020年1月までの予定でしたが、2020年2月から本光寺に正式に移動されました。
大田区池上3-20-4
毘沙門天 微妙庵
馬頭観音堂から歩いてくると…、わかりやすいんですが、なんというか、全く趣がありません。
何なんだ??池上七福神。
前半の4つはまぁまぁでしたが、ここにきて、こんな状態では…。
本堂正面左側の小さなお堂に馬頭観音(イボとり観音)も祀られています。
イボ取り地蔵はいくつかあるそうですが、イボとり観音は都内ではこちらだけです。
大田区池上3-38-23
布袋尊 曹禅寺
線路を超えてしまうので、感覚的には池上ではありませんが…。
大田区池上7-22-10