
鎌倉五山三位
総門を入ってから中門までの、参道が美しいです。鎌倉で最も美しい石畳といわれているそうです。




寿福寺(じゅふくじ)鎌倉五山第3位の寺院。境内は「寿福寺境内」として1966年(昭和41年)3月22日、国の史跡に指定されました。
訪れた場所

寿福寺のある亀ヶ谷の地は、源頼朝の父義朝の屋敷があったとされる場所です。
頼朝は当初この地に御所を置こうと考えたそうですが、土地が狭いため、断念したそうです。
境内裏手の墓地の奥のやぐら(鎌倉地方特有の横穴式墓所)には、北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔があります。
他には、陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎などの墓があります。


総門から中門までの参道と裏山の墓地は公開されていますが、中門から内側の境内は一般公開されていません。


開山した栄西はこのあと京都で建仁寺を建立します。
山号 亀谷山(きこくさん)
宗派 臨済宗建長寺派
寺格 鎌倉五山三位
本尊 釈迦如来
創建年 1200年(正治2年)…鎌倉時代
開基 北条政子、栄西(開山)
正式名 亀谷山 寿福金剛禅寺
札所等 鎌倉三十三観音24番、鎌倉二十四地蔵18番、鎌倉十三仏4番(普賢菩薩)
文化財 木造地蔵菩薩立像(鎌倉国宝館に寄託)・銅造薬師如来坐像・喫茶養生記(重文)
鎌倉観光のおともに。観光パンフレット&資料をどうぞ - 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~
鎌倉観光に便利なパンフレットを掲出。ダウンロードできるので、鎌倉観光に持っていってください。
中条兵庫頭長秀と念阿弥慈恩出会いの場所
中条流を興した中条兵庫頭長秀が鎌倉に住んでいるときに、鎌倉の寿福寺に立ち寄っていた念阿弥慈音(じおん)(念流の祖、俗名相馬四郎義元(そうましろうよしもと)に学んだとされます。

地図
所在地 神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7