概要
新田次郎文学賞(にったじろうぶんがくしょう)。
前年に初めて刊行された作品が対象。
形式は問わない。
歴史、現代にわたり、ノンフィクション文学、または自然界に材を取ったものが対象。
主催:公益財団法人新田次郎記念会
受賞作
第31回~第40回
- 第40回 2021年度 永井紗耶子 「商う狼—江戸商人 杉本茂十郎—」
- 第39回 2020年度 河崎秋子 「土に贖う」
- 第38回 2019年度 伊与原新 「月まで三キロ」
- 第37回 2018年度 奥山景布子 「葵の残葉」
- 第36回 2017年度 原田マハ リーチ先生」
- 第35回 2016年 長谷川康夫 「つかこうへい正伝」
- 第34回 2015年 尾崎真理子 「ひみつの王国 評伝 石井桃子」
- 第33回 2014年 川内有緒 「バウルを探して」、幸田真音 「天佑なり 高橋是清、百年前の日本国債」
- 第32回 2013年 澤田瞳子 「満つる月の如し 仏師、定朝」
- 第31回 2012年 角幡唯介 「雪男は向こうからやって来た」
第21回~第30回
- 第30回 2011年 竹田真砂子 「あとより恋の責めくれば-御家人南畝先生」
- 第29回 2010年 帚木蓬生 「水神」、松本侑子 「恋の蛍 – 山崎富栄と太宰治」
- 第28回 2009年 植松三十里 「群青 日本海軍の礎を築いた男」
- 第27回 2008年 見延典子 「頼山陽」
- 第26回 2007年 諸田玲子 「奸婦にあらず」
- 第25回 2006年 真保裕一 「灰色の北壁」
- 第24回 2005年 中村彰彦 「落花は枝に還らずとも-会津藩士、秋月悌次郎」
- 第23回 2004年 東郷隆 「狙うて候」
- 第22回 2003年 津野海太郎 「滑稽な巨人」
- 第21回 2002年 佐々木譲 「武揚伝」
第11回~第20回
- 第20回 2001年 杉山正樹 「寺山修司、遊戯の人」
- 第19回 2000年 熊谷達也 「漂泊の牙」 、 酒見賢一 「周公旦」
- 第18回 1999年 大村彦次郎 「文壇栄華物語」
- 第17回 1998年 山崎光夫 「薮の中の家 芥川自死の謎を解く」
- 第16回 1997年 吉川潮 「江戸前の男 春風亭柳朝一代記」
- 第15回 1996年 谷甲州 「白き嶺の男」
- 第14回 1995年 西木正明 「夢幻の山旅」
- 第13回 1994年 岩橋邦枝 「評伝 長谷川時雨」
- 第12回 1993年 半藤一利 「漱石先生ぞな、もし」 、 池宮彰一郎 「四十七人の刺客」 、 もりたなるお 「山を貫く」
- 第11回 1992年 大島昌宏 「九頭竜川」 、 高橋揆一郎 「友子」
第1回~第10回
- 第10回 1991年 宮城谷昌光 「天空の舟」
- 第9回 1990年 鎌田慧 「反骨-鈴木東民の生涯」 、 佐江衆一 「北の海明け」 、 早坂暁 「華日記 昭和いけ花戦国史」
- 第8回 1989年 入江曜子 「我が名はエリザベス」
- 第7回 1988年 海老沢泰久 「F1地上の夢」 、 中野孝次 「ハラスのいた日々」
- 第6回 1987年 長部日出雄 「見知らぬ戦場」
- 第5回 1986年 岡松和夫 「異郷の歌」
- 第4回 1985年 角田房子 「責任」 、 佐藤雅美 「大君の通貨」
- 第3回 1984年 辺見じゅん 「男たちの大和」
- 第2回 1983年 若城希伊子 「小さな島の明治維新 ドミンゴ松次郎の旅」
- 第1回 1982年 沢木耕太郎 「一瞬の夏」