佐倉七福神の見どころは?(七福神を巡る)

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佐倉七福神

2002年(平成14年)から始まった七福神です。

佐倉七福神は、京成佐倉駅またはJR佐倉駅から徒歩1~2時間程度で巡ることができます。

七福神巡りルート付近には、ひよどり坂武家屋敷旧堀田邸佐倉順天堂記念館佐倉城址公園などの史跡が多く残っています。

旧堀田邸、佐倉順天堂記念館と武家屋敷を一緒に巡って、3時間程度のコースです。

おススメのルートは、最初に佐倉順天堂記念館まで行ってから、佐倉城址公園に行き、国立歴史民俗博物館を見学してから帰るルートです。

佐倉順天堂記念館までのアクセス

  • JR佐倉駅下車 → 徒歩30分
  • 京成佐倉駅下車 → 徒歩20分または酒々井・成田・白銀ニュータウン行バス「順天堂病院」下車すぐ
宿泊旅行なら旅行サイトを利用するのが良いと思います。下記をご参考になさってください。

毘沙門天 松林寺

松林寺の本堂

旧堀田邸、佐倉順天堂記念館を出発して、佐倉七福神めぐりの最初です。

土井利勝が慶長15年(1610年)に、土井家の菩提寺として建立した寺で、開基を土井利勝、開山が照誉了学で創建しました。

松林寺の案内板

本堂は、土井利勝が春日局に譲り受けた「聖観音像」を安置する為に建てた観音堂です。

松林寺

佐倉七福神の一つ毘沙門天の札所。

毘沙門像は、大佐倉の陣屋に徳川家康の五男・武田信吉を祀ったのを最後に、松林寺に奉納されたと伝えられます。

この日は見ることができませんでした。

松林寺
松林寺
松林寺土井利勝の両親と妻の墓

境内には、土井利勝の両親と妻の墓があります。

この後に向かったのは大黒天を祀っている妙隆寺です。

項目内容
山号玉宝山
院号清光院
正式名
開基土井利勝
宗派浄土宗
本尊阿弥陀如来
別称
備考佐倉七福神

所在地: 〒285-0038 千葉県佐倉市弥勒町93-1
電話: 043-484-1397

大黒天 妙隆寺

妙隆寺本堂

松林寺を出て次に向かったのが妙隆寺です。

佐倉の街が城下町であることが分かるような道順になっています。

というのは、一直線の道ではなく、クランクになっているからです。

この方向から攻めてくるという想定だったのでしょうか…。

佐倉城の大手門を出た右側にあったのを、宝永年間(1704年~1710年)に現在地に移転したそうです。

この位置に置いたのも防御の意味があったのかもしれません。

妙隆寺への入り口

文明3年(1471年)に本土寺第九世・日意上人により開創。

妙隆寺山門

山門。

妙隆寺山門の額

山門にかかる久栄山の額

妙隆寺境内

境内

佐倉七福神の大黒天を祀る札所。山内に子安鬼子母神、大黒天、加藤清正公、稲荷尊をまつり毎年、立春に祈祷祭が行われます。

この後に向かったのは、毘沙門天の札所と佐倉藩主の堀田家の菩提寺である甚大寺です。

項目内容
山号久栄山
院号
正式名久栄山妙隆寺
開基日意上人
宗派日蓮宗
本尊曼荼羅
別称
備考佐倉七福神

所在地: 〒285-0025 千葉県佐倉市鏑木町188
電話: 043-484-0188

恵比寿・福禄寿 麻賀多神社

麻賀多神社:佐倉市鏑木町933-1

大黒天・布袋尊 大聖院

大聖院本堂

鎌倉時代の初期に開山。真言宗豊山派の寺院で、この地方にある15ヶ寺の本寺。

麻賀多神社から武家屋敷を通って、最後の佐倉七福神。正味3時間弱の散歩の終わりです。

お疲れ様でした。

大聖院
大聖院
大聖院

佐倉七福神のうち大黒天と布袋尊の札所として知られます。

大聖院の境内

また佐倉藩校である成徳書院の初代総裁であった儒学者・吉見南山の墓、佐倉藩の刀鍛治・細川忠義の墓もあります。

大聖院
大聖院の境内

宮小路武家屋敷奥に位置しています。

項目内容
山号大和田山
院号大聖院
正式名大和田山大聖院明王寺
開基
宗派真言宗豊山派
本尊大日如来
別称
備考佐倉七福神

所在地: 〒285-0025 千葉県佐倉市鏑木町661
電話: 043-484-1682

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