記事内に広告が含まれています。

徳川家光時代

作家は行

羽山信樹の「邪しき者」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント上巻「流され者」に続く、題名に「者」の文字を用いた四部作の第二弾。他の二作は「滅びざる者」「来るべき者」であるが、羽山信樹氏の死によって永遠に未完となっている。本書は「勤皇思想」を最大のテーマとする伝奇小説である。ここで...
作家か行

五味康祐の「柳生武芸帳」を読んだ感想とあらすじ

面白い作品なのですが、わかりやすい小説ではありません。未完に終わった作品です。小説としては、寛永十二年(一六三五)~寛永十三年(一六三六)までの、わずかな期間しか書かれていませんが、それでも壮大な印象を受ける稀有な作品です。
お気に入り

飯嶋和一「黄金旅風」の感想とあらすじは?

目の前で巨大な扉がギギィとゆっくりと閉っていくのを見ているかのような感じに襲われます。そして、最後の二ページは、扉がバタンと閉じた瞬間を見ているような感じですらあります。輝くような貿易黄金時代を象徴する題名と、その終焉。こうした題名との対比...
シェアする
Lounge Cafeをフォローする