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承久の乱

作家や・ら・わ行

山本みなみ「史伝 北条義時」の感想と要約は?

北条義時は源実朝の暗殺事件の黒幕と考えられたり、権力を簒奪した人物として考えられたり、上皇を配流するなど、ダークな人物として捉えられることが多かったですが、本書では一貫して北条義時を幕府の保護者として捉え、向けられる眼差しは温かいものです。
作家さ行

坂井孝一「承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱」の感想と要約は?

いささか冗長な箇所が散見されます。例えば後鳥羽上皇の多才多芸を紹介するくだりや、源実朝の和歌の解説のくだりは、そんなに紙面を取らなくて良いのにと思いました。なぜなら、本書のテーマは承久の乱だからです。さて、本書は一般的なイメージを払拭し、研...
日本史

鎌倉時代(北条氏の台頭から承久の乱、執権政治確立まで)はどんな時代?

鎌倉時代の年表上皇が治天の君になれた理由承久の乱は朝廷対幕府の戦いですが、後鳥羽上皇が仕掛けた戦でした。朝廷側のトップは天皇ではなく、摂関家でもなく、上皇でした。この時代は上皇による院政が敷かれていた時代です。そのため、なぜ上皇が天皇を凌い...
作家は行

本郷和人「承久の乱 日本史のターニングポイント」の感想と要約は?

本郷和人教授の本は結論や考えを勿体ぶらずに示してくれるのがとても良いです。分かりやすくを心がけていらっしゃるのも端端からも読み取れます。学者然とするのは簡単ですので、初学者でもわかるように書こうという姿勢こそが、学者全員が本来持つべき姿勢だ...
作家は行

本郷和人「乱と変の日本史」の感想と要約は?

12世紀後半から16世紀後半までの約400年、鎌倉時代・室町時代を日本史における「中世」と言います。この中世に、乱と変が多く発生します。その理由を著者は中世が「武士の時代」であり、彼らによる異議申し立てが頻発したからです。乱と変の日本史 p...
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