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柳生一族

作家や・ら・わ行

山田風太郎の「柳生忍法帖」を読んだ感想とあらすじ

十兵衛三部作の第1弾。本作品と「魔界転生」「柳生十兵衛死す」で「十兵衛三部作」と言われます。忍法帖という割には、忍者が出てこないのも本書の不思議なところです。
作家は行

羽山信樹の「邪しき者」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント上巻「流され者」に続く、題名に「者」の文字を用いた四部作の第二弾。他の二作は「滅びざる者」「来るべき者」であるが、羽山信樹氏の死によって永遠に未完となっている。本書は「勤皇思想」を最大のテーマとする伝奇小説である。ここで...
作家ま行

松本清張の「柳生一族」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント八編の歴史小説短編集。昭和三十年(一九五五)に柳生一族、通訳、廃物、疵が発表され、翌年に残りの四編が発表されている。松本清張初期のころの作品である。全体的の分量も少なく、かつ、短編それぞれも短く、読みやすい。それぞれの短...
お気に入り

隆慶一郎「吉原御免状」の感想とあらすじは?

吉原誕生の秘密を握る「神君御免状」を巡り、吉原と裏柳生の対決に松永誠一郎が巻き込まれる伝奇小説。緻密な舞台設定と、それを裏付ける諸説の紹介には脱帽ものである。

作家か行

五味康祐の「柳生武芸帳」を読んだ感想とあらすじ

面白い作品なのですが、わかりやすい小説ではありません。未完に終わった作品です。小説としては、寛永十二年(一六三五)~寛永十三年(一六三六)までの、わずかな期間しか書かれていませんが、それでも壮大な印象を受ける稀有な作品です。
作家た行

多田容子の「双眼」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント数え切れないほど多くの小説で主役となってきた柳生十兵衛三厳。本書もその一つとなるであろう。ただし、異形の剣士という側面よりも、ある種の心の弱さを持つ剣豪として描かれている。それは、十兵衛が隻眼となった事故から由来する。十...
作家は行

藤沢周平「決闘の辻(藤沢版新剣客伝)」の感想とあらすじは?

剣豪もの。いずれもが有名な剣豪である。時系列で並べると、愛洲移香斎が最も古くなる。そして、この移香斎の弟子筋に上泉伊勢守がおり、その上泉伊勢守の弟子に柳生石舟斎宗巌がいる。つまり柳生但馬守宗矩の父である。
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