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畑尚子

作家は行

畑尚子「江戸奥女中物語」の感想と要約は?

覚書/感想/コメント奥女中を研究する人にとって、三田村鳶魚の「御殿女中」はバイブル的存在だそうです。本書では具体的な事例として、多摩地域から奉公に上がった藤波を主人公にしています。藤波は現在の東京都日の出町の野口家から江戸城大奥に奉公にいっ...
作家は行

畑尚子の「幕末の大奥 天璋院と薩摩藩」を読んだ感想

「はじめに」に述べられているが、著者が天璋院に出会ったのは宮尾登美子氏の「天璋院篤姫」によってだったという。小説「天璋院篤姫」が刊行された昭和五十九年当時は、大奥の研究が停滞期にあった頃で、明治期に出版された「旧事諮問録」「千代田城大奥」といった聞書きと、三田村鳶魚の「御殿女中」が大奥研究のバイブルであり、研究はその域を出ないとされていた時分だったようだ。
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