作家や・ら・わ行 山田風太郎の「忍法忠臣蔵」を読んだ感想とあらすじ 忠臣蔵を題材にした忍法帖。いかにして赤穂浪士の人数が減っていったのかを史実に沿って、それに忍法を絡めて展開していく。相変わらず、奇想天外でありながら、史実をそれほどゆがめずに進めていく展開能力は鬼才の一言に尽きる。 2012.10.15 作家や・ら・わ行
作家あ行 池宮彰一郎の「四十七人の刺客」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作) 第12回新田次郎文学賞受賞。いわゆる忠義の士を描いた忠臣蔵をベースにしたものではない。だから、忠義の士という描かれ方というわけではない。 2007.12.09 作家あ行
作家あ行 池波正太郎の「堀部安兵衛」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント高田馬場の決闘、吉良邸討入りで有名な堀部安兵衛を主人公とした小説。前半生はよく分かっていないようなのだが、そこは小説家の想像力で描ききっている。いわゆる「忠臣蔵」を書くためのものではないので、吉良邸討入りに関する部分は全... 2007.12.01 作家あ行
作家あ行 池波正太郎の「おれの足音-大石内蔵助」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント赤穂浪士、赤穂義士、四十七士、忠臣蔵などで有名な大石内蔵助を描いた作品。吉良上野介邸への討入りを描いているのではない。描いているのはあくまでも大石内蔵助である。だから、討入りに関する記述は淡泊である。主要な人物を除いて、... 2007.12.01 作家あ行
作家あ行 池波正太郎の「編笠十兵衛」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント池波正太郎の赤穂浪士ものの一つ。「おれの足音 大石内蔵助」や「堀部安兵衛」が赤穂浪士側から描いた作品とすると、この作品は第三者的な立場から書かれた作品といえる。どうやら池波正太郎氏は(そうとは明言していないが)吉良上野介... 2007.12.01 作家あ行
作家あ行 池波正太郎の「谷中・首ふり坂」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント「尊徳雲がくれ」は二宮金次郎を主人公とした短編。「恥」と「へそ五郎騒動」が真田騒動関連。「舞台うらの男」が赤穂浪士関連。「内藤新宿」がエッセー。そして、「看板」が鬼平犯科帳関連である。「恥」と「へそ五郎騒動」は「真田騒動... 2006.05.06 作家あ行
作家あ行 池波正太郎の「仇討群像」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント「群像」の名の付く三部作の一作。「深川猿子橋」の最後のセリフ。「...強いものは、弱いものを馬鹿にしちゃアいけないのだ。偉そうな奴は、弱そうな奴を見くびっちゃアいけないのだよなあ。...」人の恨みを買うということは、つま... 2006.04.22 作家あ行
作家あ行 池波正太郎の「あほうがらす」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント赤穂浪士もの関係が「火消しの殿」「元禄色子」。真田騒動関連が「運の矢」。さて、注目したいのが、「鳥居強右衛門」「つるつる」の二つの短編。「鳥居強右衛門」は「忍びの風」でも大幅にページを割かれて書かれている。「忍びの風」は... 2006.04.15 作家あ行
お気に入り 藤沢周平「用心棒日月抄 第1巻」の感想とあらすじは? 人気シリーズの第一弾。本作では常に主人公の近くで「忠臣蔵」の赤穂浪人側や吉良側の人間が動いています。その「忠臣蔵」の進行具合に合わせて、青江又八郎の近辺の状況も進行していきます。 2005.03.12 お気に入り作家は行
作家あ行 池波正太郎「若き獅子」の感想とあらすじは? 平均すると短編あたり三〇頁を下回る極めて短い短編集です。そのため、内容の紹介はかなり割愛させて頂きました。池波正太郎の作品群の中では数少ない(それなりには書いているのですが)歴史上の人物を扱った作品集。どちらかといえば、小説というよりは、エ... 2004.11.26 作家あ行
作家あ行 池波正太郎「武士の紋章」の感想とあらすじは? 池波正太郎の「武士の紋章」を紹介します。『武士の紋章-滝川三九郎』『三代の風雪-真田信之』『首討とう大坂陣-真田幸村』の三編が真田ものです。池波正太郎 池波正太郎の真田もの。「真田太平記」を筆頭にして、数多くの「真田もの」が書かれています。... 2004.08.24 作家あ行