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池波正太郎

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池波正太郎「剣客商売 第9巻 待ち伏せ」の感想とあらすじは?

シリーズ第九弾。「或る日の小兵衛」では、小兵衛の行く先々でトラブルに見舞われます。この短編の最後を読むと、"小兵衛、そっちではないのだよ"とトラブルが暗示し続けている気がします。トラブルがここまで続くと、普通の人間なら出直そうと考え、家に戻...
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池波正太郎「剣客商売 第8巻 狂乱」の感想とあらすじは?

シリーズ第八弾。「仕掛人・藤枝梅安」でお馴染みの"芝の治助"の名前が登場します。もっとも、この本作で登場する芝の治助は、「仕掛人・藤枝梅安」でいうところの先代の芝の治助のようです。また、「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」でお馴染みの店「鮒宗...
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池波正太郎「剣客商売 第7巻 隠れ簑」の感想とあらすじは?

シリーズ第七弾。個人的に「剣客商売」の中では好印象の作品です。面白く感じた作品が多かったためだと思います。まず、盗賊としてどこをどう見込まれたのか、分からない傘徳の話などは、最初のうちコミカルな印象がある分だけ、最後の場面にはつまされるもの...
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池波正太郎「剣客商売 第6巻 新妻」の感想とあらすじは?

シリーズ第六弾。本書の最大の読み所は「品川お匙屋敷」でしょう。結論から言えば、この話で秋山大治郎と佐々木三冬はめでたく結婚することになります。この物語は、佐々木三冬が危機に陥り、秋山大治郎がヒーローよろしく佐々木三冬の救出に向かうのですが、...
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池波正太郎「剣客商売 第5巻 白い鬼」の感想とあらすじは?

シリーズ第五弾。本作はバラエティに富んでいる短編になっています。盗賊が登場したりするところは、一瞬「鬼平犯科帳」を想像させてしまったり、大身旗本の醜聞につながるような出来事、大大名の屋敷内での不祥事...など盛りだくさんです。また、本作で見...
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池波正太郎「剣客商売 第4巻 天魔」の感想とあらすじは?

シリーズ第四弾。本書では秋山小兵衛をして怪物といわしめる笹目千代太郎という強敵、そして、無名ながら小兵衛と互角の技量を持ち合わせる人物が登場します。この二者との対決は本書の見所といえるでしょう。また、本書で「仕掛人」とおぼしき人物も登場して...
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池波正太郎「剣客商売 第3巻 陽炎の男」の感想とあらすじは?

シリーズ第三弾。秋山大治郎の仕草/仕様がだんだんと、父・小兵衛のそれに似てくるのが本作です。また、本作では小兵衛の顔の広さに負けず劣らず、大治郎の顔も広いことが分かります。やはり、諸国を巡る修行をしたためでしょう。そして、佐々木三冬の恋の対...
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池波正太郎「剣客商売 第2巻 辻斬り」の感想とあらすじは?

シリーズ第二弾。老境にさしかかり、暇をもてあましている小兵衛は何かと首をつっこんでみたくなります。そのこと自体に苦笑する思いなのですが、どうにもなりません。また、おはるとの夫婦生活も順調にきており、息・大治郎の剣客としての仕事も少しずつであ...
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池波正太郎「剣客商売 第1巻」の感想とあらすじは?

「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」と並ぶ人気シリーズの第一弾。人物紹介的な巻ですが、シリーズ中の主要な人物の多くが登場している巻です。ですので、この巻を読まないと、この後のシリーズでの人物関係がわかりにくくなってしまう可能性があります。この...
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池波正太郎「鬼平犯科帳 第24巻 特別長編 誘拐」の感想とあらすじは?

鬼平シリーズの最終巻。作者逝去に伴うもので、シリーズとして完結したわけではない。前作の続きとなる作品だけに、今後の展開がどうなるのかが楽しみなだけに残念である。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第23巻 特別長編 炎の色」の感想とあらすじは?

本書は女を主人公とした一冊である。平蔵の隠れた妹・お園、女賊・荒神のお夏。そして密偵・おまさ。この三人が織りなす物語である。お園は亡き平蔵の父の面影を残す女である。

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池波正太郎「鬼平犯科帳第22巻 特別長編 迷路」の感想とあらすじは?

個人的に、鬼平シリーズの中で、本書が最も長谷川平蔵が格好良く書かれている作品だと思う。特に最後の場面は、思わず"目頭が熱く"なってしまった。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第21巻」の感想とあらすじは?

「麻布一本松」では、久々に木村忠吾が面白い。このところ細川峯太郎にその役回りを奪われたかたちになっていたのだが、やはり本家本元のおっちょこちょいはこうでなくてはならない。特に、最後の場面は久々に可笑しかった。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第20巻」の感想とあらすじは?

最後の"寺尾の治兵衛"には『剣客商売』の無外流・秋山小兵衛の名が登場する。平蔵が田沼意次の下屋敷で催された試合で審判をつとめたのが秋山小兵衛なのである。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第19巻」の感想とあらすじは?

「逃げた妻」と「雪の果て」は藤田彦七という浪人とその元妻りつが主人公となっている。りつが男と一緒に藤田彦七の元から去ったのが事の始まりである。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第18巻」の感想とあらすじは?

「俄か雨」で、平蔵がけしからぬ事をした同心の細川峯太郎をいたぶる様が面白可笑しい。妻の久栄も隠れてこれを見守って笑っている。途中、あまりの事に、うーんと気絶してしまう細川峯太郎。

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池波正太郎「鬼平犯科帳第17巻 特別長編 鬼火」の感想とあらすじは?

事の始まりは偶然のようなものである。たまたま平蔵が立ち寄った権兵衛酒屋で曲者を見たために、この事件に平蔵ら火盗改方が関わることになるのだから。単純に見えた事件がやがて膨らんでいき、思っても見ないような事件へと発展する。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第16巻」の感想とあらすじは?

新婚の木村忠吾ののろけ振りが微笑ましい作品。例えば"白根の万左衛門"。新婚の木村忠吾はのろけ話をしたくてしょうがないのだが、のろけ話をし過ぎたために、のろけ話を聞かせる相手がいなくなった忠吾が、こともあろうに平蔵にのろけ始めた。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第15巻-特別長編-雲竜剣」の感想とあらすじは?

平蔵の妻・久栄の心配りが心に染み入る一場面がある。佐嶋忠介の心には、的が絞りきれない上に、探索も遅々としているから、焦りが生まれ、疲労がたまってきていた。そこに久栄が現れて、「お茶をひとつ...」と言って去っていく。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第14巻」の感想とあらすじは?

やはり本書では"五月闇"と"さむらい松五郎"の最後の二編であろう。特に、"五月闇"では鬼平ファンにとっては馴染みの人間が死んでしまうので、残念な思いをすることであろう。作者・池波正太郎のもとには、何で殺したのか?とか、仕方がないからお通夜をした等の手紙が来たそうである。