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池波正太郎

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第13巻」の感想とあらすじは?

前巻で、辰蔵に見送られて湯治に出た平蔵一行だが、結局湯治先でも盗賊と出会ってしまうのが因業なものである。前巻で辰蔵が見送る際に涙を流していたのは、辰蔵も辰蔵なりに平蔵の心身を心配していたからなのであろうと思う。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第12巻」の感想とあらすじは?

本書で最も面白いのが、"密偵たちの宴"であろう。それぞれに元本格の盗賊でありながら、火盗改方の密偵として働いている彼らの血が騒いでしまったからしょうがない。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第11巻」の感想とあらすじは?

今作も前作同様、人気の脇役である木村忠吾が大変な目に遭い、ハラハラする。と同時に、思わずニヤリと笑ってしまう話しが二話ほどある。一つは木村忠吾が大変な目にあう"男色一本饂飩"である。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第10巻」の感想とあらすじは?

本書ではとても短い密偵生活で死んでしまう者が二名いる。一人は元盗賊の雨引の文五郎であり、もう一人は元火盗改方の同心・高松繁太郎である。今までのなじみの密偵同様に活躍するのかと思いきや、この巻だけの登場となってしまった。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第9巻」の感想とあらすじは?

本書で平蔵は二回命が危険な目に遭っている。一度は〔凄い奴〕との対決。もう一度は"白い粉"の時である。それぞれに趣向は異なるのだが、久々に緊迫する場面が続くのが本書である。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第8巻」の感想とあらすじは?

今ひとつピリッとした感じがない。平蔵ら火付盗賊改方の派手な大立ち回りや、なじみの密偵達の華々しい活躍が乏しく感じられるためだろう。唯一「流星」がスケールを感じる短編である。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第7巻」の感想とあらすじは?

〔笹や〕のお熊婆さんが登場するのがこの巻。婆さんのくせに伝法なしゃべりをし、男勝りで、茶目っ気のある憎めないキャラクターなのである。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第6巻」の感想とあらすじは?

主立った登場人物が登場しつくし、登場人物が落ち着いてきている。本作で印象に残るのが、「大川の隠居」である。火付盗賊改方に盗っ人が入り込み、その盗っ人と平蔵の駆け引きがとても面白い作品である。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第5巻」の感想とあらすじは?

腕利きの同心・沢田小平次が登場し、前作で捕まった大滝の五郎蔵が密偵として活躍をし始める。また、本作で網切の甚五郎、霧の七郎との因縁に決着がつく。そういう意味で、一段落するのが本作である。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第4巻」の感想とあらすじは?

本作でまた重要な密偵が登場した。おまさと大滝の五郎蔵の二人である。これで、鬼平犯科帳の前半の重要な配役がだいぶ出そろった。おまさと平蔵の関係は、本作でも軽く触れられているが、今後もさらに多く語られることになる。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第3巻」の感想とあらすじは?

平蔵が京へ旅をする期間を描いている。京の寺に父・宣雄の墓があるため、墓参りに行く旅である。道中を供するのが木村忠吾である。忠吾が神妙に平蔵の供をするわけがなく、方々で遊んではしくじって、とうとうこの旅で平蔵に全く頭が上がらなくなってしまう。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第2巻」の感想とあらすじは?

本書、第二話「谷中・いろは茶屋」で同心の中でも憎めない登場人物の木村忠吾が初登場する。本書では二話で主要な役割を果たす。また、小房の粂八と相模の彦十は密偵として板に付き始めてきているようである。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第1巻」の感想とあらすじは?

記念すべき「鬼平犯科帳」の第一巻である。時代は、田沼時代が過ぎ去り、松平定信が老中の時代。本書で、今後しばらくの密偵の中心となる、相模の彦十と小房の粂八が登場する。二人ともまだ本格的に密偵としての活動はしていないのだが...。

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池波正太郎「乳房」の感想とあらすじは?

時代の順番からいって、「鬼平犯科帳」の一巻よりも前になる。まだ、長谷川平蔵宣以が〔火付盗賊改方〕の頭になっていない頃から話しが始まり、やがて、〔火付盗賊改方〕の頭になった後までの期間を書いている。

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池波正太郎「まぼろしの城」の感想とあらすじは?

『真田太平記』ではなじみとなっている城である。この沼田城を舞台にした物語が、本書である。そういう意味で、『真田太平記』の外伝として読めば一層面白い
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池波正太郎「剣法一羽流」の感想とあらすじは?

この短編集が書かれたのは池波正太郎が直木三十五賞を受賞したすぐ後くらいです。「冬の青空」「小泉忠男の手」「土俵の人」の三作は昭和の時代を舞台にしたもので、池波正太郎の作品の中では数少ない現代の市井を描いた作品です。「闇討ち十五郎」では小杉十...
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池波正太郎「若き獅子」の感想とあらすじは?

平均すると短編あたり三〇頁を下回る極めて短い短編集です。そのため、内容の紹介はかなり割愛させて頂きました。池波正太郎の作品群の中では数少ない(それなりには書いているのですが)歴史上の人物を扱った作品集。どちらかといえば、小説というよりは、エ...
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池波正太郎「殺しの掟」の感想とあらすじは?

本作で注目なのは、『仕掛人・藤枝梅安』でお馴染みの音羽の半右衛門の過去が分かる点であろう。"強請"で、どのように香具師の元締となったかが書かれている。
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池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第7巻 梅安冬時雨」の感想とあらすじは?

池波正太郎の逝去に伴い、未完となってしまいました。ちょうど、佳境に入ったところでの絶筆のため、非常に残念です。この作品で、「剣客商売」の秋山小兵衛の名が登場します。本人が登場するわけではないのですが、浅井新之助を評するために、小兵衛を登場さ...
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池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安 第6巻 梅安影法師」の感想とあらすじは?

前作がクライマックスとすると、本作はその余韻を引く作品となります。梅安を付け狙う仕掛人たちと梅安たちの息詰まる攻防。どちらに軍配が挙がるのかが本書の見所です。なお、本書の題名「梅安影法師」は最後まで読めばなるほどと納得のいく題名です。内容/...