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北方謙三

北方謙三の紹介と作品・著書

略歴

(1947- )
北方謙三。作家。佐賀県唐津市生まれ。芝中学校・高等学校を経て、中央大学法学部卒業。

1982年「眠りなき夜」で第1回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞。
1983年「眠りなき夜」で第4回吉川英治文学新人賞。「檻」で第2回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞。
1984年「渇きの街」で第38回日本推理作家協会賞長篇、「過去 – リメンバー」で第11回角川小説賞。
1985年「明日なき街角」で第5回日本文芸大賞。
1991年「破軍の将」で第4回柴田錬三郎賞
2004年「楊家将」で第38回吉川英治文学賞
2006年「水滸伝」で第9回司馬遼太郎賞受賞。

歴史小説

平安時代

  1. 絶海にあらず

南北朝時代「北方太平記」

  1. 武王の門
  2. 破軍の星
  3. 陽炎の旗
  4. 悪党の裔
  5. 道誉なり
  6. 波王の秋
  7. 楠木正成

江戸時代~幕末

  1. 余燼
  2. 林蔵の貌
  3. 草莽枯れ行く
  4. 黒龍の柩
  5. 杖下に死す
  6. 独り群せず

剣豪小説 日向景一郎シリーズ

  1. 風樹の剣
  2. 降魔の剣
  3. 絶影の剣
  4. 鬼哭の剣
  5. 寂滅の剣
  6. 活路

中国史

  1. 水滸伝
  2. 楊令伝
  3. 岳飛伝
  4. 三国志
  5. 三国志読本
  6. 三国志の英傑たち
  7. 楊家将
  8. 血涙 新楊家将
  9. 史記 武帝記

作家か行

北方謙三の「血涙 新楊家将」を読んだ感想とあらすじ

「楊家将」から二年後。楊家の中で生き残ったのは六郎と七郎の二人だけです。楊業を失い、兄三人を失った楊家軍の再興から物語は始まります。裏切りによって壊滅的な打撃を受けた楊家がいかにして立ち上がるのでしょうか。
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北方謙三「楊家将」の感想とあらすじは?

文句なしに面白い作品です。楊業に物語を書けと言われているような気がして、書き始めたと、北方謙三が述べていますが、確かに何かが違います。「楊家将」は日本ではなじみが薄いですが、中国では「三国志」「水滸伝」と並ぶ人気を誇るそうです。
作家か行

北方謙三の「楠木正成」を読んだ感想とあらすじ

北方太平記(北方南北朝)の一絵巻です。南北朝時代の楠木正成を描いています。一連の北方太平記の中で、軸になる小説がどれかというと難しいですが、本書を中心にして捉えてみるとすっきりするかもしれません。
作家か行

北方謙三の「悪党の裔」を読んだ感想とあらすじ

赤松円心(赤松則村)を描いた小説で、題名の通り「悪党」としての赤松円心を描いています。ちなみに楠木正成も悪党です。「悪党」とは現代的な意味とは大きく異なります。簡単にいえば幕府の御家人でないにもかかわらず武力を有しているものたちを指しました。
作家か行

北方謙三の「武王の門」を読んだ感想とあらすじ

北方太平記(北方南北朝)の一絵巻です。征西将軍宮(懐良親王)と菊池武光を描いた作品です。征西将軍宮(懐良親王)と菊池武光は後醍醐帝も楠木正成も新田義貞も去った後の南朝を代表する人物たちです。懐良(かねよし)親王。「かねなが」と呼ぶこともあります。
作家か行

北方謙三の「道誉なり」を読んだ感想とあらすじ

北方南北朝、あるいは北方太平記の一絵巻です。主人公は佐々木道誉。京極道誉ともいわれます。「ばさら大名」で知られる人物です。ばさらとは何か?導誉は言います。「ただ毀したいと思う男のことを、ばさら者と呼びます。」
作家か行

北方謙三の「絶海にあらず」を読んだ感想とあらすじ

「絶海」とは極めて遠い海を指します。通常、距離的な遠さを指しますが、本書の題名は距離的なものではありません。それは、海が権力者のものとなり、一般大衆の手の届かないほどに遠いものという権力構造上の遠さを指しているような気がします。それが「あらず」なので...。
作家か行

北方謙三の「三国志の英傑たち」を読んだ感想とあらすじ

「三国志読本」に続く「北方三国志」の副読本。序章で書かれているが、北方謙三の三国志との出会いは高校時代に読んだ吉川英治の三国志だったようだ。
作家か行

北方謙三の「三国志読本」を読んだ感想とあらすじ

「北方三国志」をより楽しむための副読本である。第一章で北方謙三のインタビュー。第二章で小説の舞台背景説明。第三章、第四章はキーワードでの分析や人物紹介。第五章では単行本の付録として制作された「三国志通信」を再録。
作家か行

北方謙三「三国志」(全13巻)のあらすじと感想は?

「北方三国志」と言われる北方謙三による三国志です。「三国志演義」と「正史三国志」をもとに書かれていますが、比重としては「正史三国志」に重きを置いているようです。主要人物の描き方にも特徴があります。この人物描写が「北方三国志」といわれるゆえんでしょう。
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