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伝説

作家さ行

ジョーセフ・キャンベル「千の顔をもつ英雄」の感想と要約は?

神話学の古典的基本書です。ヒーローズ・ジャーニーとして知られる有名な定型があり、多くの映画人、クリエイターに影響を与えてきました。特に、映画「スター・ウォーズ」シリーズへ大きな影響を与えたことで知られます。
歴史上の人物

美福門院(藤原得子)とは?玉藻前(九尾の狐伝説)との関係は?

玉藻前(たまものまえ)とは、平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物です。モデルは美福門院(藤原得子)とされます。九尾の狐の化身であり、正体を見破られた後、下野国那須野原で殺生石になったとされます。
寺社

玉藻稲荷神社の参詣記-歴史と見どころは?(栃木県大田原市)九尾の狐の伝説

玉藻稲荷神社の紹介と写真の掲載。那須には九尾の狐にまつわる伝説がある。もっとも有名なのは、那須岳の殺生石。この神社はひっそりと、それと知られていない、隠れた「九尾の狐」伝説にまつわる神社。

作家ま行

宮城谷昌光「沈黙の王」の感想とあらすじは?

「沈黙の王」は文字以前の時代、商のお話し。「地中の火」は夏王朝初期。「妖異記」「豊穣の門」は周末期の混乱。「鳳凰の冠」は夏妃の子、孫の代に関わる物語
史跡・遺跡

竜頭の滝と戦場ヶ原の伝説と見どころ紹介(栃木県日光市)神話の世界の風景

中禅寺湖から奥日光に向かいました。途中で竜頭の滝と戦場ヶ原を見物しました。戦場ヶ原には神話/伝説があります。竜頭の滝(りゅうずのたき)奥日光地域を代表する滝の一です。華厳滝、湯滝と共に奥日光三名瀑のひとつ。新緑やツツジ(トウゴクミツバツツジ...
史跡・遺跡

殺生石の訪問記-歴史と見どころ紹介(栃木県那須町)九尾の狐が閉じ込められているという伝説の地

九尾の狐の伝説の地九尾の狐の伝説は、那須野が原で討たれて終わります。この「那須野が原」という言葉がもたらすのは、広々とした草原かもしれません。しかし、実際に殺生石があるのは、那須岳への中腹です。つまりは、那須高原のど真ん中なのです。観光エリ...
作家ま行

宮城谷昌光の「太公望」を読んだ感想とあらすじ

呂尚。別名は太公望。日本では釣り好きを指して太公望という。実態は、謎に包まれた人物である。なにせ、中国がまだ神の時代、伝説の時代の人物だから、わからないことが多い。
作家た行

ドナ・ウールフォーク・クロスの「女教皇ヨハンナ」とは?感想とあらすじ

覚書/感想/コメント女教皇ヨハンナは855年から858年まで在位したとされるローマ教皇です。中世の伝説とされていますが、かつてはその存在を広く知られ、事実として認められていました。しかし、カトリック教会はその存在を否定し、学者も伝説として考...
史跡・遺跡

太平寺と龍門の滝の参詣記-歴史と見どころ紹介(栃木県那須烏山市)蛇姫伝説の地

境内には川口松太郎の小説「蛇姫様」のモデルとなった「お六姫」の墓がある。同小説は1959年(昭和34年)渡辺邦男監督、市川雷蔵主演で映画化されている。

お気に入り

宮城谷昌光「楽毅」の感想とあらすじは?

あの諸葛亮孔明が敬慕した名将・楽毅(がっき)。日本人好みの将です。寡兵で大軍に挑むところなどは、日本でいえば楠木正成や源義経、山中鹿之助といったところと同じでしょう。ただし、楽毅は単なる軍人ではなく、外交の才や内政の才もあり、作中では名将と...
作家ま行

宮城谷昌光の「俠骨記」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント古代中国を舞台にした短編集。それぞれ時代区分が異なる。時系列で並べると次のようになる。「布衣の人」が最も古く、三皇五帝時代の一人「舜」を描いている。作中ではほとんど「俊」として書かれている。伝説の時代であり、それが何世紀...
作家ま行

宮城谷昌光の「沙中の回廊」を読んだ感想とあらすじ

重耳なきあとの晋を支えた士会を描いた小説。晋の「武」の側面を描いている感じでもある。なぜなら、士会という人物が優れた戦術・戦略家だったからである。
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宮城谷昌光「天空の舟 小説・伊尹伝」の感想とあらすじは?

第十回新田次郎文学賞。古代中国。伝説の世界に入るような古代を描いた、凄い作品である。伊尹(いいん)。名は摯(し)という。商の湯王(とうおう)をたすけ、夏王朝から商王朝へ革命を成功に導く人物である。

作家さ行

塩野七生の「ローマ人の物語 第7巻 悪名高き皇帝たち」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントカエサルに始まり、アウグストゥスが確立した帝政ローマ。教科書的にはアウグストゥスが初代とされるが、その初期帝政期においてユリウス=クラウディウス朝と呼ばれた皇帝たちを書いているのが本書。扱われる皇帝は、ティベリウス、カリ...
お気に入り

塩野七生「ローマ人の物語 第4巻 ユリウス・カエサル ルビコン以前」の感想とあらすじは?

塩野七生氏の最も好きな人物であるユリウス・カエサル。ローマ史上最も魅力に溢れた人物です。その彼を描くために、本書「ローマ人の物語4」だけでなく「ローマ人の物語5」という上下に分けているくらいの力の入れようです。また、それぞれの本の厚さも、「...
作家さ行

塩野七生の「ローマ人の物語 第1巻 ローマは一日にして成らず」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント本書ではローマ建国から、第一次ポエニ戦役直前までの五百年間が取り上げられている。ローマを舞台にした、歴史小説である。これといった主人公がいるわけではない。題名のとおり、「ローマ人」が擬人化された主人公として考えればいい。...
世界史

牟田口義郎の「物語 中東の歴史 オリエント五〇〇〇年の光芒」を読んだ感想

覚書/感想/コメント「中東」は広範な地域になる。それこそ「物語 ヨーロッパの歴史」や「物語 東アジアの歴史」と同じような感じではないかと思う。そもそも「中東」には二つの古代文明が内包される。エジプトとインダスである。このそれぞれの地域から掘...
世界史

田澤耕の「物語 カタルーニャの歴史 知られざる地中海帝国の興亡」を読んだ感想

覚書/感想/コメント「物語 スペインの歴史」と同様に、史実が不正確だとか、そういう純粋に学問的なところでの評価の低さではない。そもそも、本書の記述内容に関して何かを述べるほどの能力も知識も持ち合わせていない。本書も「小説風」な面があり、ウン...
作家さ行

司馬遼太郎の「街道をゆく 十津川街道」第12巻を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント五條・大塔村坂本竜馬の死に関して、十津川郷の者が登場する。もちろん、十津川郷の者が殺したのではない。そう名乗った者が坂本竜馬を殺したのだ。だが、竜馬はその者を十津川郷と名乗ったことで見方と信じた節がある。幕末に、反幕勢力...
作家あ行

ヴァレリオ・マンフレディの「カエサルの魔剣」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

覚書/感想/コメント舞台となるのは西ローマ帝国の崩壊時。最後の皇帝ロムルス・アウグストゥスが主要な登場人物となっています。歴史にifがあるとした、冒険歴史小説です。グリーヴァのドルイド僧、マーディン・エムリース、ローマ名メリディウス・アンブ...
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