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伝説

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飯嶋和一「雷電本紀」の感想とあらすじは?

表立ってというわけではなですが、物語の根底に渦巻く怨念というか怒りというものが、ページをめくる毎に伝わってきます。それは決して粘着質なドロドロとしたものではなく、淡々と語られる物語の裏に脈々と流れる地下水のようなものです。それが静かな分だけ...
作家ま行

牧秀彦の「剣豪-その流派と名刀」を読んだ感想

時代小説を読むと様々な剣術の流派や刀が登場する。一流派・一名工毎に、見開きで完結する内容となっているので、事典代わりに読まれると良いと思う。

作家さ行

司馬遼太郎の「街道をゆく モンゴル紀行」第5巻を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント正確には、モンゴルだけの紀行ではない。半分は現ロシア(旧ソ連)のシベリア地域の紀行である。ハバロフスクへ旧満州から東シベリアにいた民族は隋・唐の頃には黒水靺鞨と総称されたそうだ。黒竜江の流域の森林で狩猟しているツングース...
作家さ行

司馬遼太郎の「街道をゆく 洛北諸道ほか」第4巻を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント今回の旅は近畿とその周辺である。「洛北諸道」のくだりが面白かった。洛北諸道江戸時代になって群がり出てきたスタスタ坊主。願人坊主とも呼ばれた。この家業が流行ったのは大岡越前守が江戸町奉行だった頃で、大岡越前守は京都所司代を...
作家さ行

司馬遼太郎の「街道をゆく 陸奥のみちほか」第3巻を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント北の陸奥と南の肥薩という両極を旅し、そして、司馬遼太郎氏の地元を最後におさめている。私が惹かれる記述が多かったのは、「陸奥のみち」である。陸奥のみち明治政府が東北の面倒を見なかった、飛び越えて北海道の開拓に熱を上げたのだ...
作家か行

クリスチャン・ジャックの「太陽の王ラムセス」を読んだ感想とあらすじ

伝説の、いや神話の時代の大河物語といってよいだろう。なにせ、トロイ戦争の時代と同じであり、モーゼの出エジプトの時代と同じなのである。いずれも神話の時代の話である。