南條範夫の紹介と作品・著書
略歴
(1908 - 2004)
南條範夫(なんじょう のりお)。小説家、経済学者。本名、古賀英正。
東京都出身。東京帝国大学法学部、経済学部卒業。
中央大学、國學院大學で教鞭をとる傍らで懸賞小説に応募し入選し、作家としてデビュー。
教鞭をとりながら、時代小説作家として活躍。
「條」は旧字のため南条範夫とも表記される。
- 1951年「出べそ物語」で週刊朝日懸賞小説に入選
- 1953年「子守の殿」で第1回オール読物新人賞
- 1956年「燈台鬼」で第35回直木三十五賞
- 1975年紫綬褒章
- 1982年「細香日記」で吉川英治文学賞、同年に勲三等瑞宝章