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NHK時代劇原作

作家は行

藤沢周平「本所しぐれ町物語」の感想とあらすじは?

本所のしぐれ町という架空の町を舞台にした、一風変わった物語。プロットがとても面白い作品である。長編ともいえ、連作短編ともいえる。
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藤沢周平「用心棒日月抄 第4巻 凶刃」の感想とあらすじは?

同窓会的な内容である。十六年ぶりに再会する青江又八郎と佐知、細谷源太夫、相模屋吉蔵。それぞれに十六年の歳月が流れ、年相応に体つきが変わっている。時の残酷さを感じる内容でもある。
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藤沢周平「用心棒日月抄 第3巻 刺客」の感想とあらすじは?

上記の内容では、寿庵保方が放った刺客と青江又八郎/佐知との対決はあえて書かなかった。登場人物にもほとんど書いていない。この対決がどうなっているのかは本書で確認されたい。
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藤沢周平「用心棒日月抄 第2 孤剣」の感想とあらすじは?

人気シリーズの第二弾。何の因果でか、青江又八郎は再び浪人となってしまう。状況が前作とは異なるのは、公儀隠密に秘密の書類を取られないようにするという密命を帯びていることである。前作ではやむを得ない事情により脱藩した青江又八郎だが、今回は強制的に脱藩させられている。
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藤沢周平「用心棒日月抄 第1巻」の感想とあらすじは?

人気シリーズの第一弾。本作では常に主人公の近くで「忠臣蔵」の赤穂浪人側や吉良側の人間が動いています。その「忠臣蔵」の進行具合に合わせて、青江又八郎の近辺の状況も進行していきます。
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佐藤雅美「縮尻鏡三郎 第1巻」の感想とあらすじは?

連作短編と考えるべきなのでしょうが、物語の構成が複雑に出来ており、その分読み応えがある本のため、長編として捉えました。一つには「長﨑会所五冊物」を巡る謎が、本書の最初から最後の最後までつきまといます。この「長﨑会所五冊物」に書かれている謎と...
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藤沢周平「人間の檻 獄医立花登手控え 第4巻 」の感想とあらすじは?

最終巻である。登とおちえの関係が最終的にどうなるのかは本書の最後まで読んで頂ければわかる。本書では久しぶりに新谷弥助が登場する。そして、初めてといっていいくらい登と一緒に捕物に関わる。
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藤沢周平「愛憎の檻 獄医立花登手控え 第3巻」の感想とあらすじは?

おちえとの関係がだんだんと親密になっていくのが、この巻である。それはそうとして、前作まで頻繁に登場した新谷弥助が、今作では登場しないのが寂しい。登と二人で組んでの捕物が見られると、面白いのだが。
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藤沢周平「風雪の檻 獄医立花登手控え 第2巻 」の感想とあらすじは?

前作までは、遊びに遊んでいたおちえが遊びを止め、しおらしくなっている。登のことも登兄さんと呼ぶようになり、そのことには満足している登だが、今度は新谷弥助の素行が怪しくなってきた。どうやら変な連中の用心棒まがいのことをしているらしい。
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藤沢周平「春秋の檻 獄医立花登手控え 第1巻」の感想とあらすじは?

叔父の所に居候となっている立花登。志は高く、医学を賢明に学ぶために江戸に出てきたはいいが、頼みとしていた叔父は酒飲みの怠け者。叔母はそんな叔父をどうしようもなく思い、登をまるで下男のごとく扱い、従妹のおちえは美しいものの、高慢な態度で登に接する。
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藤沢周平「秘太刀馬の骨」の感想とあらすじは?

単純に時代小説というよりは、時代ミステリーといった方がよい作品。石橋銀治郎を探偵とすると、主人公の浅沼半十郎は探偵助手で、その探偵助手から見た小説。
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池波正太郎「雲霧仁左衛門」の感想とあらすじは?

池波正太郎の火付盗賊改方というと「鬼平犯科帳」があまりにも有名すぎますので、本書は霞んでしまう面がありますが、「鬼平犯科帳」とは異なり、長編の面白さを十分に堪能できる時代小説であり、短編の「鬼平犯科帳」とは違う魅力にあふれた作品です。
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藤沢周平「三屋清左衛門残日録」の感想とあらすじは?

「蝉しぐれ」と甲乙つけがたい名作である。連作という形を取っているが、全体を通じての話の流れがある。さて、「三屋清左衛門残日録」では老年というわけではないが、仕事を引退した者の悲哀と希望がうまく画かれている。
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藤沢周平「蝉しぐれ」の感想とあらすじは?

藤沢周平の長編時代小説です。時代小説のなかでも筆頭にあげられる名著の一冊です。幼い日の淡い恋心を題材にしつつ、藩の権力闘争に翻弄される主人公の物語が一つの骨格にあります。
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北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋 第3巻 新地橋」の感想とあらすじは?

シリーズ第三弾目。今回は、「鬼の霍乱」でお捨が病に倒れてしまいます。快復したあとは、お捨のころがるような笑い声が響くのですが、その間の笑兵衛の心境がおかしくも、悲しいのです。そして、お捨が倒れたと知ったときの周りの人間の温かさがしみます。こ...
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北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋 第2巻 深川澪通り燈ともし頃」の感想とあらすじは?

深川澪通り木戸番小屋の第二弾で、中編が二編。第一話の話の流れで、第二話が構成されています。第二話では、その後の政吉が簡潔に描かれています。第一話で、今後どうなるのかと思いきや、第二話にうまく絡めています。前作同様、笑兵衛、お捨ての木戸番夫婦...
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北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋 第1巻」の感想とあらすじは?

ころころと笑うお捨てと、寡黙な笑兵衛の木戸番夫婦が織りなす市井もの。普通の庶民の抱える悩みや問題に耳を傾ける木戸番の夫婦。悩みや問題を解決するわけではないのだが、相談者が自分で解決する一助にはなっている。
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宮部みゆき「かまいたち」の感想とあらすじは?

出版と前後するのだが、書かれた時期はデビュー当初であり、第二作目として捉えて良い作品集。表題の「かまいたち」はおようの視点から犯人を捜すミステリー風の作品である。
作家ま行

宮部みゆき「本所深川ふしぎ草紙」の感想とあらすじは?

時代小説・歴史小説ファンには何故宮部みゆき?と思うかも知れない。意外かも知れないが、ミステリーで有名な宮部みゆきはデビュー当初から時代ミステリーを書いている。
作家さ行

佐藤雅美「物書同心居眠り紋蔵 第2巻 隼小僧異聞」の感想とあらすじは?

佐藤雅美の「物書同心居眠り紋蔵 隼小僧異聞」を紹介します。シリーズの第2作目です。ようやく、紋蔵が活躍しはじめるのが、この巻からです。紋蔵の不思議なツキにいち早く気が付いたのは、捨蔵でした。そのツキは留まるところを知りません。どのようにツキ...