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小説(江戸時代が舞台)

作家た行

鳥羽亮の「はぐれ長屋の用心棒 第2巻 袖返し」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第二弾。今回はかつて源九郎が捕まえた女掏摸のお吟と再会するところから事件始まる。お吟は「袖返しのお吟」と呼ばれた凄腕の女掏摸だったが、源九郎に捕まり、見逃してもらって以来掏摸の道を洗っていた。だが、誰かと間違われ...
作家た行

鳥羽亮の「はぐれ長屋の用心棒 第1巻 華町源九郎 江戸暦」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第一弾。天保年間が舞台のようだが、明確な年は分からない。また、基本的に一話完結なので、このシリーズはどこから読んでもかまわない。主人公は華町源九郎、五十五歳。隠居の身で、鏡新明智流の遣い手。鏡新明智流は桃井八郎が...
作家か行

五味康祐の「柳生武芸帳」を読んだ感想とあらすじ

面白い作品なのですが、わかりやすい小説ではありません。未完に終わった作品です。小説としては、寛永十二年(一六三五)~寛永十三年(一六三六)までの、わずかな期間しか書かれていませんが、それでも壮大な印象を受ける稀有な作品です。
作家は行

平岩弓枝の「魚の棲む城」を読んだ感想とあらすじ

「うおのすむしろ」と読みます。田沼意次の生涯を描いた作品で、その人生を幼馴染みのお北、坂倉屋龍介らが支えます。
作家さ行

佐伯泰英「鎌倉河岸捕物控 第12巻 冬の蜉蝣」の感想とあらすじは?

シリーズ第十二弾。豊島屋でのしほの奉公が終わろうとしています。いよいよ金座裏の嫁になるのです。ですが、今回も色んな事件が金座裏を待っていた。まず初めに。永塚小夜の息子・小太郎の実の父親が小太郎を連れ去ろうと画策します。永塚小夜が登場したのは...
作家さ行

佐伯泰英の「交代寄合伊那衆異聞 第7巻 上海」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第七弾。驚くべき展開だ。題名のとおり、上海に座光寺藤之助と高島玲奈が上陸する。いつかは海外へ行くことになるのだろうと予想していたが、こんなに早く海外へ飛び立ってしまうなんて...。今回、二人には使命がある。上海で...
作家さ行

佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙 第25巻 白桐ノ夢」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第二十五弾。女の子が生まれると庭や畑に桐の苗を植え、嫁に行く時の箪笥の材料としたという風習から題名を付けているようだ。となると、生まれてくるのは女の子なのだろうか?また、桐の葉は朝廷の御紋であり、神紋でもある。小...
作家か行

風野真知雄の「大江戸定年組 第6巻 善鬼の面」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント前作で殺されたと思った鮫蔵が何とか生きていた。だが、心に深い傷を負ってしまい、再起には時間がかかりそうだ。その鮫蔵の過去が本作で語られる。鮫蔵はかつて神谷久馬といった。八王子の山同心の家柄だ。鮫蔵はまだ見習いの時、山同心...
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飯嶋和一「黄金旅風」の感想とあらすじは?

目の前で巨大な扉がギギィとゆっくりと閉っていくのを見ているかのような感じに襲われます。そして、最後の二ページは、扉がバタンと閉じた瞬間を見ているような感じですらあります。輝くような貿易黄金時代を象徴する題名と、その終焉。こうした題名との対比...
作家さ行

鈴木英治の「手習重兵衛 第6巻 天狗変」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ最終巻。第一巻から始まったこのシリーズも本巻で完結する。そして、第一巻から始まった信州高島諏訪家三万石で起きている事件の全貌がわかる。このシリーズのおさらいをしてみよう。そもそも、重兵衛が国から追われるようにして...
作家さ行

鈴木英治の「手習重兵衛 第5巻 道中霧」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第五弾。白金村に居着く決意をした興津重兵衛。家督放棄のために故郷の諏訪へと向かう事にした。今回の道中にはもう一つ目的がある。取り逃がして以来、なかなか姿を現さない遠藤恒之助をおびき出すことだ。だが、出立を前に気が...
作家さ行

鈴木英治の「手習重兵衛 第4巻 刃舞」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第四弾。晴れて無実の身となった重兵衛。だが、そのために友の松山市之進が死に、弟の俊次郎が死に、朋輩の山田平之丞も死んだ。さらには国許で斎藤源右衛門も死んでいる。そのいずれにも遠藤恒之助が絡んでいる。重兵衛には遠藤...
作家さ行

鈴木英治の「手習重兵衛 第3巻 暁闇」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第三弾。このシリーズはだんだんと面白くなっていく。そして、本作で多くの事がわかってくる。まずは、第一作目で重兵衛が国から追われるようにして逃げなければならなかった事件の真相がついに明かされる。事件は、信州高島諏訪...
作家さ行

鈴木英治の「手習重兵衛 第2巻 梵鐘」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第二弾。本作は短編形式で、前作に登場した重要な脇役達を掘り下げ、それぞれを紹介している感じである。前作で謎となっている部分はなんの進展もしないので、謎は謎のまま次作以降へと持ち越される。だが、シリーズということで...
作家さ行

鈴木英治の「手習重兵衛 第1巻 闇討ち斬」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第一弾。この「手習重兵衛」シリーズは全六巻である。一話完結というわけではないので、最初から順番に読むことをオススメする。最初ということもあって、判明する情報が少ない。主人公は興津重兵衛。六尺ほどある。信州高島諏訪...
作家さ行

佐伯泰英の「吉原裏同心 第9巻 仮宅」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第九弾。前作で天明七年(一七八七)十一月九日に起きた吉原の大火が描かれた。本作では、吉原が再建されるまでの仮宅での商いの時期が舞台となっている。だから題名が「仮宅(かりたく)」なのである。仮宅営業には面倒くさい初...
作家ま行

松井今朝子「仲蔵狂乱」の感想とあらすじは?

こうした歌舞伎の世界を書かせたら、松井今朝子の右に出るものはいません。そうした作家の作品だけに、面白くないはずがないのです。歌舞伎の世界に興味がある人にはとてもお薦めであるのは間違いないとしても、そうでない人にも歌舞伎の世界が充分に楽しめる...
作家さ行

佐藤雅美の「物書同心居眠り紋蔵 第7巻 白い息」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第七弾。あこがれの定廻りになった紋蔵。定廻りは何より実入りがいい。わずか二月で収入が軽く十倍になった。だが、毎日が充実しているかというと、そうでもない。岡っ引きが摘発する犯罪のほとんどは盗みで、岡っ引きは盗人を捕...
作家か行

風野真知雄の「耳袋秘帖 第8巻 麻布暗闇坂殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントシリーズ第八弾。再び「闇の者」が姿を現す。「闇の者」はシリーズ第四弾「深川芸者殺人事件」でも登場している。これが赤鬼こと根岸肥前守鎮衛の宿敵となるのか?「闇の者」には元締がいるようで、今回登場するのは実行役だけである。元...
作家た行

多田容子の「双眼」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント数え切れないほど多くの小説で主役となってきた柳生十兵衛三厳。本書もその一つとなるであろう。ただし、異形の剣士という側面よりも、ある種の心の弱さを持つ剣豪として描かれている。それは、十兵衛が隻眼となった事故から由来する。十...