作家さ行 佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙 第22巻 荒海ノ津」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第二十二弾予想通り、箱崎屋次郎平の誘いを受け、博多に立ち寄った磐音とおこん。平穏無事に博多観光というわけにも行かず、なぜか騒ぎに巻き込まれてしまう。しかし、博多の逗留もそう長くはなく、今津屋のお佐紀が子供を産むま... 2007.06.09 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第11巻 帰還!」を読んだ感想とあらすじ このシリーズの最終巻です。あとがきでは第一部の幕を下ろす、となっていますので、新シリーズの予感です。新シリーズでは、六代将軍徳川家宣の時代の間部詮房、新井白石、荻原重秀といったところを敵役にするのかもしれません。 2007.05.26 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第10巻 交趾!」を読んだ感想とあらすじ 題名の「交趾」は「こうち」と読みます。交阯とも書くことがあります。また、「こうし」と読むこともあります。前漢から唐にかけて置かれた中国の郡の名称で、現在のベトナム北部ソンコイ川流域地域を指します。 2007.05.26 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第9巻 難破!」を読んだ感想とあらすじ 二度目の航海に出発した大黒丸に危難が迫ろうとしています。そのことを知る船大工の箕之吉の行方を捜して総兵衛らと柳沢吉保の手下が動き出します。そして、大黒丸に乗り込んだ総兵衛はこの航海で最大のピンチを迎えます。鳶沢一族の命運はどうなるのでしょうか? 2007.05.19 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第8巻 知略!」を読んだ感想とあらすじ 今回は分家の孫娘るりが鳶沢一族に危難をもたらします。信之助と一緒になったおきぬの代りに江戸にのぼってきたるりですが、鳶沢村でのびのびと育ったせいか、細かいところでの配慮に欠けるところがあります。そんな中で起きた事件が鳶沢一族を窮地に陥れていきます。 2007.05.19 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第7巻 雄飛!」を読んだ感想とあらすじ 前作で登場した武川衆が鳶沢一族の前に立ちはだかるのか?と思っていましたが、今回は展開が違います。まず、大黒屋には念願の大黒丸が完成します。ですが、この大黒丸の初航海は相当慌ただしい状況となってしまいます。 2007.05.19 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第6巻 朱印!」を読んだ感想とあらすじ 前作でお歌を殺された柳沢吉保。復讐戦が始まるのかと思いきや、本書からは本格的に柳沢一族と鳶沢一族の戦いが幕を開けます。古着屋総兵衛影始末の第二章が幕を開けるのが本書です。柳沢吉保が甲府宰相に任ぜられるところから陰謀が始まります。 2007.05.12 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第5巻 熱風!」を読んだ感想とあらすじ 江戸時代に約六十周年周期に三度ほどおきた大規模な伊勢神宮への集団参詣運動を題材にしています。この三度ほどおきたのは数百万人規模のものでした。お蔭参り、伊勢参りともいい、奉公人が無断でもしくは子供が親に無断で参詣したことから抜け参りとも呼ばれました。 2007.05.12 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第4巻 停止!」を読んだ感想とあらすじ 前作で「影」との対決に終止符を打った総兵衛ら鳶沢一族。第二の「影」の出現により今まで通りに影の旗本の役目を果たすことになります。この第二の「影」が早速登場するのかと思いきや、本作では登場しません。とはいっても、第二の「影」らしい人物は登場するのですが...。 2007.05.12 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第3巻 抹殺!」を読んだ感想とあらすじ 前作で「影」が下した指令は、播磨赤穂藩の藩主浅野内匠頭長矩が高家筆頭吉良上野介義央を斬りつけるという事件に端を発していました。総兵衛は「影」の意に反して動きます。「影」の指令が徳川家の安泰のためには逆に動くものと思ったからです。しかし、そのことによって「影」との対立が表面化しようとしていました。 2007.05.05 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第2巻 異心!」を読んだ感想とあらすじ 物語は花見をしている時に起きた事件から始まります。江戸の花見は、五代将軍徳川綱吉治世下での名所は不忍池を見下ろす上野の山。江戸時代の花見としては、他に飛鳥山、隅田川堤、品川御殿山、小金井などがありますが、これらは八代将軍徳川吉宗の時代を待たなくてはなりません。 2007.05.05 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末 第1巻 死闘!」を読んだ感想とあらすじ 初代総兵衛が徳川家康から直々に拝領した三池典太光世を、六代目総兵衛が先祖伝来の祖伝無想流に工夫を加えた秘剣、落花流水剣で斬る!シリーズの最初から全速力のスピードです。これは、波乱含みで展開が早いのがひとつ。鳶沢一族の全員が総力戦で縦横無尽に駆けめぐるため、視点がコロコロ変わるのが、もうひとつの要素です。 2007.05.01 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙 第21巻 鯖雲ノ城」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第二十一弾佐々木玲圓の後継となることが決まっている坂崎磐音。佐々木磐音と名前がかわる前に、嫡男の務めを果たすために、おこんを伴って故郷の豊後関前にいく。この豊後関前藩の絵図が最初に掲載されているのが嬉しいオマケと... 2007.03.14 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙 第20巻 野分ノ灘」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第二十弾佐々木玲圓から後継者にと望まれ、佐々木家に養子として入る決意をした磐音だが、一度故郷の豊後関前を訪れ、嫡男としての務めを果たそうと思う。この旅にはおこんも同行することになった。父母におこんを会わせ、晴れて... 2007.03.14 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第10巻 埋みの棘」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第十弾いつもとちょっとばかり話の展開が異なる。大きな事件が一つに、中くらいの事件が一つ軸になっている。中くらいの事件は第一話と第二話に続く。そして、大きな事件は物語全般を通じている。また、本書だけでなく、事の発端... 2007.02.24 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控読本」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント鎌倉河岸捕物控を楽しむための特別企画本。また、特別篇として短編が収録されている。この短編は「埋みの棘」につながる内容となっている。佐伯泰英のインタビューが収録されているのも嬉しいところ。聞き手は細谷正充氏。様々なところで... 2007.02.21 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第9巻 道場破り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第九弾新たな「鎌倉河岸捕物控」シリーズの登場人物の予感である。円流小太刀の永塚小夜。小太郎という赤子を連れた女武芸者である。きりりとした美形の上に腕が立つ。これからどのように金座裏と関わっていくことになるのかが楽... 2007.02.21 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第8巻 銀のなえし」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第八弾題名にもなっている「なえし」とは「なやし」「萎し」とも呼ばれたり書かれたりする打ち物隠しの武器のようだ。鈎も鍔もなく、鉄製の短棒のようなもので、簡略化された十手の一種。このなえしが銀で拵えているのだから贅沢... 2007.02.17 作家さ行
お気に入り 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第7巻 下駄貫の死」を読んだ感想とあらすじ(面白い!) 覚書/感想/コメントシリーズ第七弾表題の通り、今回のクライマックスの一つは下駄貫の死である。本作まで来ると、下駄貫のみならず、金座裏の手先は政次が何のために松坂屋から引き抜かれたかを知っている。だが、下駄貫はこれを頭では理解しつつも、心情的... 2007.02.17 お気に入り作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第6巻 引札屋おもん」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第六弾今回は鎌倉河岸で酒問屋豊島屋を構える清蔵が老いらくの恋い落ちた。いそいそと出かけ、好きな捕り物の話もちゃんとは聞いていない。豊島屋は何となく気が抜けたような雰囲気になり、清蔵を知る誰もが心配をしている。豊島... 2007.02.14 作家さ行