作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第5巻 古町殺し」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第五弾前作までで、しほ、政次、亮吉、彦四郎を主人公とする話が終わった。で、今回は、金座裏の宗五郎が主人公。とはいっても、いつも活躍しているので、何となくぴんとこない。それに、宗五郎が主人公というよりは宗五郎もそう... 2007.02.14 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第4巻 暴れ彦四郎」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第四弾第一作ではしほの両親に関わる謎、そしてしほの出自が大きなテーマであった。第二作では松坂屋の隠居・松六の抱える秘密に、政次が迫るというものだった。第三作では政次が金座裏にやってきた理由を知り、亮吉が思い悩んで... 2007.02.10 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第3巻 御金座破り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第三弾今回の大きな事件は御金座の手代・助蔵が殺されたことに端を発する。助蔵は極秘裏に動いている小判改鋳のための新小判の意匠を京の職人と打ち合わせをしているのだ。もしかしてその新意匠を狙った犯行なのか?もし新意匠が... 2007.02.10 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第2巻 政次奔る」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第二弾。序章で、今回の大きな事件の発端が語られる。松坂屋の隠居・松六の「あの日から十四年か...」「亡霊が未だ現われるか」。これが何を意味するのか?このシリーズ、序章で大きな事件の発端を語り、それが物語の底辺にず... 2007.02.07 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第1巻 橘花の仇」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第一弾です。鎌倉河岸は竜閑橋と神田橋の間の鎌倉町、現在の内神田二丁目あたりのようです。内神田二丁目はJR神田駅から西側へちょっと行ったあたり。今となっては昔の面影は全くありません。ここを舞台に、しほ、政次、亮吉、... 2007.02.07 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第11巻 秋帆狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第十一弾題名の「秋帆狩り」をみて、えっ?影二郎が高島秋帆を狩るのか?と思ってしまいそうだが、そうではない。この「狩る」は、影二郎が「狩る」のではない。では一体誰が...最近はずっとあかが登場する。賢く頼もしいあか... 2007.02.03 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第10巻 役者狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第十弾副題はいつもの通り「夏目影二郎始末旅」だが、今回は旅がない。つまり江戸から出ないのである。また題名も「役者狩り」とあるが、役者を狩るというわけではない。どちらかというと、役者というキーワードにシリーズの「狩... 2007.02.03 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第9巻 奸臣狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第九弾大きき二つの物語がある中編連作といった趣。ちょっとした転換期といった感じでもある。最初は、草津に湯治に出かけた影二郎一行が、国定忠治捕縛に関連した八州廻りの動きに巻き込まれるというもの。ここでは、いよいよ追... 2007.01.31 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第8巻 鉄砲狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第八弾新たに老中となる信濃藩主の真田信濃守幸貫。この真田信濃守幸貫であるが、幕末の名君の一人で、松平定信の次男である。この人物の登場は、二年後に失脚する水野忠邦を見据えてのことか。この水野の失脚の時に、妖怪こと鳥... 2007.01.31 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第7巻 五家狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第七弾短編が二つに、中編が一つといった構成。最初の短編は、後の桃井道場四代目・桃井春蔵直正となる田中甚助豊秋を登場させるための物語となっている。この田中甚助豊秋と影二郎が今後の物語の中で、絡んでいくことになるのだ... 2007.01.27 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第6巻 下忍狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第六弾前作では結果的に水野忠邦のふぐりを握った影二郎だが、これがこのシリーズにおいてどう影響するのか...それはさておき、唐津から戻ってきて、休む暇もなく、今度は東北へ。それも下北半島の恐山に行くことになる。今回... 2007.01.27 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第5巻 百鬼狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第五弾今回は影二郎が水野忠邦から直々の指図を受ける。二十三年前に忠邦が犯した禍根を断ち切れというのだ。折しも、水野忠邦は老中筆頭になれるかどうかの場面。ここで醜聞をさらけ出して、せっかくの機会を不意にするわけには... 2007.01.25 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第4巻 妖怪狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第四弾天保の改革を進める水野忠邦。この水野忠邦の三羽烏といわれる書物奉行渋川六蔵、金座の後藤三右衛門、目付の鳥居耀蔵の三人。今回、影二郎が「狩る」のは、この三羽烏の中でも妖怪の異名を取った鳥居耀蔵。この鳥居耀蔵は... 2007.01.25 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第3巻 破牢狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第三弾本作の副題は「夏目影二郎始末旅」。本書以後、シリーズはこのサブタイトルが付くことになる。本書の一つの読みどころとしては、真犯人捜しがあげられると思う。伝馬町の牢屋敷を抜け出した六人。五街道で繰り広げられる不... 2007.01.20 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第2巻 代官狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第二弾本作の副題は「夏目影二郎危難旅」前作で、腐敗した八州廻りを粛正し、江戸への帰府が認められ、流罪人名簿からその名が消された夏目影二郎。その話は老中・水野越前守忠邦に伝わり、老中直々に影二郎の赦免手続きがなされ... 2007.01.20 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「夏目影二郎始末旅 第1巻 八州狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第一弾浅草弾左衛門から贈られた渋を塗り重ねた一文字笠。内側には梵字で「江戸鳥越住人之許」と書かれている。無紋の着流しに、身には両裾に二十匁(約七十五グラム)の銀玉を縫い込んだ南蛮外衣を纏う。腰には南北朝期の鍛冶法... 2007.01.20 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「密命 第15巻 無刀-密命・父子鷹」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第十五巻。前作で結衣を尾張の魔の手から救い出した惣三郎・清之助父子。そのまま、帰るのかと思いきや、柳生の里へ。当代の剣客が二人も柳生に逗留することになり、門弟達も気合いが入る。そして、近隣の各藩からは指導の誘いが... 2006.12.01 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙 第19巻 梅雨ノ蝶」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントなるほどぉ、そうきたか!坂崎磐音の今後の新たな道が指し示される作品である。(下記の内容紹介では、思いっきりネタばれをしているので、ご注意)今回は佐々木玲圓道場のこけら落としに向かって物語が進んでいく。この佐々木玲圓の佐々... 2006.11.27 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「密命 第14巻 遠謀-密命・血の絆」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第十四巻。今回は末娘の結衣がトラブルの元になる。本人はただただ女役者になりたいという気持ちだけがあるのだが、これにつけ込まれる形で、父・惣三郎、兄・清之助に迷惑をかけることになる。だが、このお陰で、久方ぶりの惣三... 2006.08.03 作家さ行
作家さ行 佐伯泰英の「密命 第13巻 追善-密命・死の舞」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメントシリーズ第十三巻。前作で金杉清之助が高野聖の一統と対決したときに得た尾張藩の年寄石河丹後守恒高が約定した書付。これによって、しっかりと尾張の弱みを握ったのが吉宗。この書付をどう使うかは吉宗しだい。だが、いずれにしても、尾... 2006.08.03 作家さ行