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白石一郎

白石一郎の紹介と作品・著書

略歴

(1931-2004)
白石一郎。作家。釜山生まれ。早稲田大学卒業。
白石一郎の魅力の一つは海洋歴史小説です。海を舞台にした歴史小説・時代小説を書いている作家は少なく、その中で、白石一郎の作品は貴重な作品となっています。
もちろん、海洋を舞台にした小説以外も多数執筆しています。
余談ですが、白石一郎の息子二人も作家としてデビューしています。

  • 1957年「雑兵」で第10回講談倶楽部賞
  • 1970年に第1回福岡市文学賞
  • 1987年「海狼伝」で第97回直木三十五賞
  • 1992年「戦鬼たちの海」で第5回柴田錬三郎賞
  • 1995年に第54回西日本文化賞社会文化部門
  • 1998年に第2回海洋文学大賞特別賞
  • 1999年「怒濤のごとく」で第33回吉川英治文学賞

紹介している作品

作家さ行

白石一郎の「戦鬼たちの海 織田水軍の将・九鬼嘉隆」を読んだ感想とあらすじ

海賊大名の異名もある九鬼嘉隆(くきよしたか)を主人公とする。九鬼嘉隆は織田信長に仕え、豊海秀吉にも仕える。その後、関ヶ原の戦いで九鬼嘉隆は西軍、息子の守隆が東軍にわかれ、西軍に与した嘉隆は自刃する。
お気に入り

白石一郎の「怒濤のごとく」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

日本で国姓爺の名で知られる鄭成功と、父・鄭芝龍の物語。物語の前半は鄭一族を一挙に強大にした鄭芝龍が主人公であり、後半はこの親子の対決が見所となっている。
作家さ行

白石一郎「海王伝」の感想とあらすじは?

「海狼伝」の続編です。日本を飛び出した黄金丸と乗組員たち。そして、この航海と共に成長していく笛太郎と三郎の二人。さらに今回は牛之助とプラヤーの二人の活躍も目が離せません。日本を飛び出してしまったため、舞台となる範囲が広大になりました。なんと...
作家さ行

白石一郎「海狼伝」の感想とあらすじは?

九州の西北部を拠点にする松浦衆と瀬戸内海を拠点とする村上衆のそれぞれの海賊のあり方、船の操作から戦略に至るまで、違いが明確に描かれている。
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