柘榴坂(ざくろざか)は東京都港区高輪三丁目と四丁目の境界にある坂です。
品川駅の高輪口を降りて、第一京浜側へ出て信号を渡ってすぐのところにある坂です。
坂を上がっていくと、途中の右手にグランドプリンスホテル新高輪があります。
柘榴坂の歴史と見どころ
柘榴の木があったため柘榴坂と名付けられたといわれています。
江戸時代はカギ形に折れ曲がる坂だったそうですが、明治時代に作り変えられて直線になりました。
そのため今の柘榴坂は、石榴新坂とも呼ばれました。
江戸時代には北側(品川駅方面から見て右側)が薩摩藩島津家下屋敷、南側(品川駅方面から見て左側)が久留米藩有馬家下屋敷でした。
2014年の映画「柘榴坂の仇討」の舞台になった坂です。
原作は浅田次郎による短編小説です。
短編集「五郎治殿御始末」(ごろうじどのおしまつ)に収録されています。
仇討ちといえば、品川駅から北方面(田町駅方面)に歩いていきますと、泉岳寺があります。
赤穂浪士の墓があるお寺です。
そして、泉岳寺の近くには国の史跡である高輪大木戸跡があります。
反対の南方面は御殿山や旧品川宿があります。
御殿山は江戸時代に桜の名所として有名でした。
五大名所は、御殿山、隅田川堤、上野山、王子の飛鳥山、小金井です。
訪れた場所
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場所など
東京都港区高輪三丁目と四丁目の境界